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アメリカで新車を買う時の注意点と安く買う値引き交渉のコツ！！

前回のおさらい

前回と前々回では、アメリカで車を購入する手段そして中古車の購入の際の注意点などをまとめました。

私がアメリカに実際に来て失敗した体験談を基に特に需要の高い中古車購入についてまとめています。

今回は、新車購入の注意点についてまとめます。

特にローンを組んで購入する場合の注意点にスポットを当ててみたいと思います。

新車を購入するメリットは？

こちらは以前の記事『アメリカ生活必須！！車の買い方と中古車購入の注意点とは？』でも触れていますが、新車購入（直営店購入）の場合はアフターケアが付いてくるというのが一番のメリットな気がします。

特にアメリカ生活に不慣れた方（私も含め）、車の修理工場と言ってもアメリカではピン切りで近所の修理屋に出すと言ってもいまいち信用できません。

定期的なオイル交換などで利用する事も多いと思いますが、新品でないオイルを入れられたりきちんとした修理を受けられないままお金だけ請求されるなどの被害などの身近なトラブルも沢山転がっています。

特に日本人はお金を持っていると海外の人には舐められている部分も多いです。

日本人は文句を言わない。お金を持っているから騙すのにうってつけなんてすべての人がそうではないのですが世界は広いです。中にはそんな人も居るという事です。

新車を購入すると一生修理や定期点検を受けられるのが最大のメリットだと思います。

アメリカでは、購入した支店以外でも引っ越しや転勤等で同じ店舗に通えなくなっても他の店舗で同じサービスが受けられるというのが最大の魅力だと思います。

どういうことかと言うと、Toyotaの新車を扱っている車屋さんで新車を購入しましたが、Toyotaのアメリカ支店でどこでも定期点検が受けられるというシステムになります。

※中古車の場合はたとえ直営店が家のすぐそばにあっても定期点検は受けられません。

毎日使う車。

安心して使いたい。

新車の価格は一年後に価格崩れが激しいと言われていますが、下手な中古車を買うよりもはるかに安心な気がします。

特にアメリカ生活が長い方はローンを組んででも新車購入された方が後々安心して使用できると思います。

私はTOYOTAのCamryに現在は乗っていますが、日本車は非常に需要があります。

しっかり定期健診をして手入れをしていれば万が一手放す場合でもきっとすぐに買い手がつくはずです。

もちろんアメリカ生活ベテランの方は中古車購入にも慣れていると思うので中古車購入でも問題ないかと思います。

渡米されて間もない方は新車を購入することも頭に入れてみると良いかもしれません。

新車を試乗または見に行った時の注意点

購入する意思表示をする

ディーラーもプロです。

売上のインセンティブが自分に入る訳ですし毎月営業のノルマが決まっています。

対応したお客様が本当に買う気があるのかどうかも見て接客をしています。

新車と言っても店舗やまたディーラーによって値段はこれまたピンキリです。

欲しい車がある程度決まっていれば、通えるだけの店舗で値段の交渉をしてみましょう。

メールで問い合わせをしてみて見積もりを頂くことも可能です。

車を購入するまで色々なお店に行って話を聞く事になると思いますが、事前に大体の予算やいくらくらいになるか等を確認しましょう。

今すぐ必要等あまり車が今どうしても欲しいという緊急は提示はしない方が良いようです。

※安くしなくても購入するだろうというディーラーの思うツボです。

そろそろ買い替えを考えている。

値段が良かったら購入しようかなと何度も足を運ぶのも良いかもしれません。

クレジットカードはむやみに提示しない

日本人ディーラーの場合はすぐにクレジットカードの提示を進められることはあまり経験がありませんが、アメリカ人のディーラーの場合は注意が必要です。

クレジットで通常車の購入をされると思いますが、ローンを組む場合が多いかと思います。

クレジットスコアが７００～８００位あると望ましいです（借りる金額にもよりますが）。

ローンで購入する場合、必ずと言って良いほどクレジットスコアを早い段階で聞かれます。お店によっては調べますよと言ってカードの提示を要求される場合がありますが、ここに落とし穴があります。

クレジットスコアは個人やお店で調べることが出来ますが、毎回スコアを調べると小さなペナルティーが生じます。

その為色々なお店で別々のクレジットスコアをを調べてもらう度にあなたの大切なクレジットスコアが徐々に下がっている可能性があります

。

買い物をしてないのになぜ自分のスコアを調べるだけでクレジットスコアが下がるの？と私も最初ビックリしました。

これは車のローン以外にも家を購入する場合などにも同じくクレジットスコアの確認が入ります。

購入を考えている場合最終段階まではクレジットスコアの確認をむやみにお願いするのは辞めましょう！

クレジットスコアのダメージは、大きく分けて二種類。

ハードヒットとスモールヒットがあります。

スモールヒットはご自身で事前にクレジットスコアを調べることが出来、スコアのダメージが少ないです。

〇その代わり、実際のクレジットスコアよりもかなり低い場合がありますので目安として購入前にご自身で確認する場合に利用すると良いでしょう。

契約になる前に必ずクレジットスコアはいくつ位ですか？と質問されますのでその際にこたえられるように用意しておくと良いです。

またはお店の人がやってくれる場合もありますが必ずハードヒットなのかスモールヒットなのか確認をしてからにしましょう。

Credit Karmaというサイトで自分のクレジットスコアが確認出来ます。

（こちらだとほとんどクレジットスコアに被害がないとされています。）

注意：こちらのスコアを実際に新車購入の際に確認したところ、旦那のクレジットスコアが７００スコアと表示されました。

しかし、実際に銀行から取り寄せた正式なスコアは６５０と５０程誤差がありましたので正確な数字ではなさそうです。

それでもおおまかな目安を確認出来るのでとても便利です。

クレジットスコアが良い場合は金利０などのキャンペーンなどで車を購入出来たりする特権があったり安い低金利で車を購入できるのでクレジットスコアをしっかり貯めておくことはとても重要です。

安く購入するタイミングや方法

相場を確認し高い場合は値段交渉

Kelley Blue Bookというサイトで中古車・新車ともに現在の相場を確認することが出来ます。

こちらで提示している金額をディーラーに見せれば値段を下げてくれる場合もあります。

または数店舗事前に金額の確認をして値段の交渉をしてみましょう。
※ローンよりもちろん一括払いの現金またはチェック購入の方が値段は下げやすいです！

オプションを付けるから安くしては間違い

日本だとプラス何かを付けるから安くしてほしいという値段交渉は常識と言って良いほどよく耳にします。

アメリカの車事情は、車をカスタマイズする形となるので逆に値段が高くなります。

オプションを付けるという風な値段交渉は通用しません。

現地の親切な日本ディーラーさんからお話を沢山聞きましてこちらも初めて知った情報でした。

いつ購入するのが一番安い？

アメリカではブラックフライデーやメモリアルデー・インディペンデンスデーなどの祝日セールが多数あります。

そのようなセールを狙うのも良いですが、型落ちする直後が一番安いと言われています。

それは例えば２０１８年モデルが出ると２０１７年モデル（今年発売したもの）でも値段はもちろん下がります。

新モデルが出る時期に丁度当たるとかなりお安い値段で購入が出来ます。

しかし狙っている人も多いのですぐに完売する可能性が高いです。

購入を検討している車がある場合は早めに契約をするように心がけましょう！

実際に新車を購入するまでにかかった期間は？

ブログにまとめる内容すら全く知らなかった私たちは、中古車の失敗を肝に銘じ色々調べてから慎重に新車の購入を行いました。

その為、４店舗程家の近辺のディーラーに電話をしてアポをとり金額や実際に車を見に行ったりしていておよそ１か月程新車購入にかかりました。

車の納品は早いお店では契約して一週間以内に納品が可能であったりと比較的時間はかからない様です。

それでも欲しい車そして出せる金額などの条件を加味するとやはり一か月程時間をもって新車購入にあてたほうが良いと思いました。

今回の新車購入の機会はまた私たちに新しい大切な経験をさせて頂きました。

カーセキュリティーは必要？

現在新しい車は、ハンドルロックが付いています。

よっぽど盗まれたら困るほどの高級車じゃない場合は特に追加でセキュリティーを付ける必要はないみたいです。

ディーラーさんが教えてくれましたが、真っ先に盗まれるのは簡単に盗める比較的古い中古車が多いみたいです。

レクサスの隣に駐車しておいた古いボロボロの中古車の方が盗まれたなんて事もあるんだよなんてそのディーラーさんが教えてくれました。

住んでいる地域や周りの環境にもよりますが、カリフォルニアの治安の良い住宅街でしたら追加でオプションを付ける程の必要はないとのことでした。

ローンを組む場合に必要な物

頭金はいくらほど必要か？

目安としては、購入したい車の３０％程の金額を用意する必要があります。

こちらはディーラーにもよる為に購入前に事前に確認する事。

クレジットヒストリーのスコアによっても利息分が変ってきます。

頭金として必要な金額も人それぞれなので普段からクレジットカードの支払は定期的に滞りのないように気を付けておきましょう！

ローンを組む際に必要な書類は？

SSN（ソーシャルセキュリティーナンバー）と運転免許証が必要になります。

またローンを組むのに返済可能かどうかを証明する収入証明書も必要です。

給与明細書やW-2フォーム・タックスリターン書類等で収入を証明できる書類を用意しておきましょう。

ローンを組む際にオプションの追加はどうする？

ローン購入や一括払いも同じかもしれませんが、本体の車の金額プラスオプションの提示をされます。

これはオプションでプラスいくら払うと何年間は修理費用や部品交換の金額が安くなるよというものです。

これも基本的には付けなくて良いです。

新車の場合、一年など決まった期間は定期検診や部品交換が無料になる物がほとんどです（購入の際に確認しましょう）。

高い部分の交換は補償されてなかったりしますのでサポート内容も一緒に確認しましょう。

また、オプションで付く値段は比較的高い金額を提示されるのでディーラーさんも付けなくて十分ですと言われていました。

もし新車で第三者からの接触などでの傷等が気になる場合は個別に車保険の会社で個人で保険に入るなどした方が良いかもしれません。

まず新車なのでそんなにすぐに部品は壊れませんしそう考えると高い保険になるのではないかと思います。

これは個人の自由ですが、お金に余裕がない人はオプションは外して車のみの購入で問題ないと思います。

余談ですが、アメリカは運転が下手な人が多いイメージです。

よく大通りを歩いていると大破した事故車が転がっているのを目にすることがあります。

私の知り合いでも、相手が自分の車にぶつけてきたのにぶつけてきた相手が車の保険に入ってなくて保険がおりなかったなんて最悪なケースも実在します。

日本では考えられないような出来事がアメリカでは起きるのです。

その場合、裁判になるようなのですが相手が保険に加入しておらずせっかくの新車を傷つけられて保証が降りないケースもあるようです。

その為に、自分の保険が相手が自動車保険に入ってなくてもカバーするという対人保険のようなものもあるようですので自動車保険選びも慎重に進めると良いかと思います。

購入前に最後に確認することは？

値段の交渉がうまくいかなくても

何かマットレスでも良いのでオプションで付けてもらいましょう。

車の車種専用のマットをサービスで付けてもらいましたが、ぴったりはまって汚れにくくとても満足しています。

マットも個人で買うと１００＄程するのでせっかく新車を購入する訳ですし、マットくらいサービスしてもらいましょう（笑）。

あともう一声！！

ここで食い下がってはいけません。高い買い物をするんですから（笑）。

納品の際はガソリン満タンをお願いしましょうね♪

あなたの欲しい車そして予算内で購入が買えそうな場合は上記のことに注意して車の購入を検討しましょう。

購入後のDMVへの手続きなど、お店でやってくれてる場合があるので購入後必要な手続きがあるかどうかなども確認してサインをしましょう。

上記の事を始めてアメリカで経験してやっと壊れない車を我が家も手に入れました（涙）。

やっぱり新車良いですよ。

車の買い替えを検討の際は是非こちらの記事チェックして見て下さいね！

私達の中古車購入の大失態の悲惨な実体験を垣間見ることが出来ます（笑）。

日本とアメリカってだけでも全然車購入方法に違いがあるんだね！

新車を買うにもアメリカ生活が不慣れな私達には大変な出来事だったよ（笑）！

この記事を書いてる人

2012年の冬からカリフォルニアに移住したそこら辺にいる日本人。
結婚を機に英語が全く話せない英語ゼロからの渡米を経験し、語学学校への留学を経験し現地で現在在宅で仕事をしています。
アメリカの現地ブログが少なく、ビザ申請や移住関係の体験を基に私の様に海外で暮らす人々（主にアメリカ情報）へ分かりやすく現地情報を発信したいと思いこのブログを立ち上げました。拙い初心者のブログですが是非読んで下さると嬉しいです！

アメリカで新車を買う時の注意点と安く買う値引き交渉のコツ！！

前回のおさらい

新車を購入するメリットは？