アメリカで聞いてはいけないNGワード~タブーの質問とは?~|It's my life.

アメリカで聞いてはいけないNGワード~タブーの質問とは?~

conversation

前回のおさらい

前回のブログ 『語学学校 アメリカ語学学校初日について~初日は何をする?実際どんな感じ?~ 』  では、英語0でアメリカに渡った私が実際に体験した語学学校初日の出来事についてまとめました。



語学学校での出来事やアメリカ生活での体験記はこれからもちょこちょこ書いて行きます。

今回は、アメリカに来てタブーなワードや質問など。アメリカ生活で役立つ情報についてまとめていきます。




What's is "SMALL TALK(スモールトーク)"?

Conversation

"Small Talk(スモールトーク)"とは、主に日常会話の中での雑談について言います。

アメリカに来て語学学校の先生に毎日授業が始まる前に、

『昨日はみんな学校終わって何をしましたか? 』

なんて毎日の日課のようにスクール以外での英語の勉強やアメリカでの体験をみんなでシェアしました。

家や学校を一歩出たら、英語オンリーの現地生活が待っています。

そこには日々日本の生活では味わえない様な様々な体験が待っています!

そんな中で、町で見知らぬ人に声をかけられた。

店でレジの人に話かけられた。

隣に住む十人に話しかけられたなど至るところで英語を話す機会は沢山あります。

今回は、アメリカ生活で知ってると得する聞いてはいけない質問について書きたいと思います。


アメリカで初対面で聞いてはいけない事について

small-talk

年齢を聞いてはいけない

アメリカで年齢を聞くのはタブーです。

日本では年齢が同い年だったりすると親近感が沸いたり年齢に興味を持つことってしばしあると思います。

日本の文化の中でも特に女性や年配の方への 年齢への質問はタブーな場合も多いと思います。

アメリカでは特に、年齢での差別にかなり厳しい文化があります。

その背景には実際に履歴書に年齢を全く記載しない。

日本でいう定年という概念もありません。

年齢によって仕事が出来なくなるなどという事もないのです。

アメリカは、基本的には実力主義。

年齢や性別などで判断するということはなくその人の能力で判断される事が多いです。

その為、正社員であろうと、二週間前に首を切られることもありますし 逆に会社を二週間前に辞めると言えば すんなり辞めれたりなど、 その人自身のスキルで判断されます。

こういった背景から、特に初対面の人に年齢を聞く質問は失礼な質問の一つになります。

お金のこと

Money

お金についての質問はもちろん日本でもタブーな質問の一つです。

こちらも日本の文化同様なNGワードの一つです。

政治・宗教の話

アメリカで政治についてまたは宗教についての質問もNGとされています。

アメリカは移民の国です。

色んな国から移民してきた人達そしてアメリカ現地で生まれたネイティブなど 様々な宗教や考えを持った人たちが 非常に多いという背景から来ています。

指示する政治家も各々にバラバラですし、宗教によっては食べられるものや 食べられないもの、または日々の儀式や 服装など様々な文化が混在しています。

またアメリカ人は自分自身に自信を持っている人が非常に多いです。

自分の考え方が一番正しいと思っている人も非常に多い傾向があります。

日本の文化では相手を尊重するという事が多いと思いますが、または同調する。

アメリカは小さい頃から一人の人間として尊重され育てられます。

相手に合わせるという文化よりも自分をプロデュースする。

自己主張しないと生きていけないという育つ環境にもよると思います。

YESとNOしかない文化。

日常会話の中で喧嘩に発展しかねないという事もあります。

日本は基本的に日本人のみで構成されている世界から見てもかなり貴重な国だと思います。

世界は広い、海外には様々な人種で構成されている国が多いことを理解しましょう。

宗教や政治の話をしない方が無難です。

彼氏彼女はいるのか?または結婚しているのか?

Single

独身ですか? 相手がいるの? などのプライベートな質問もタブーな会話の一つとされています。

親しくなって徐々にわかることだったりします。

相手が会話の中でガールフレンドがとか、うちの奥さんはとか自然と会話に出てきたら話に触れても良いタイミングなのかもしれません。

初対面での質問としてはふさわしくない場合が多いので注意しましょう。


上記のことを踏まえて私が思ったこと

feeling_From_around_me

上記のようなことについては注意してスモールトークを楽しむといいと思います。

私が実際にアメリカに来て感じたことは、 日本のマナーと似てるところがあると思いました。

日常会話のマナーは世界共通な部分が多いのではないかと思います。

アメリカではバスの中、買い物をしている または何かを食べている店の中など 様々な場所で色んな人に声をかけられます。

『I'm English Student. I'm from Japan.』

この言葉しか話せなかったので、よくこの言葉を発していました(笑)。

英語が全く話せない私にでも声をかけてくる人が沢山いました。

アジア人なので英語が母国語ではないことをネイティブ達もよく理解しています。

日本でも、外国人を見かけると日本語話せないんじゃないかな?なんて思ったりしますよね?

それと同様相手も気遣って話しかけてくれることが多いです。

もちろんすべてのアメリカ人がそうではありません。

ぶっきらぼうにされたり、英語が話せないのにペラペラペラペラお経の様な早い英語を一方的に話されることも日常茶飯事です。

英語が全く話せないけど、何言ってるか全くわからないけどとりあえず英語が聞けるからまぁいいかと思うようにしていました(笑)。

私はそんな気持ちで毎日アメリカ人と接してました。

慣れないと最初はストレスを感じることも多いかもしれません。

アメリカ人がそういう人がすべてと言う訳ではなく、日本人のような気遣いをしてくれる優しい人も中にはいます。


私が実際アメリカに来て感じた事

USA

私がアメリカに来てビックリしたことは、

カリフォルニア州(カリフォルニアは比較的日本人が多い地域の為)に限る話かもいれませんが、

銀行の窓口でBankerと話す時も『日本へ一度行ったことがあるわ』 と言われたり、 バス停で待ってる間に隣のおじいさんが 『 日本へ旅行したことがあるよ』 と話しかけてきたりすることも多いです。

または、日本へ行ってみたいと思っている人や日本の文化が大好きな人が非常に多いです。

これはアメリカに来て本当に驚いたことで、私もすごくうれしかったエピソードの一つです。

こんなに日本の文化が海外の人へも受け入れられているのかと感じることが多くとても嬉しかったのを覚えています。

もしかしたらお世辞?かもしれませんが、それでもワサビの話をされたり忍者や漫画の話、歌舞伎町はちょっと危ないけど日本は本当に安全な国ねなんて、世界に沢山の国があるのにあんな小さい島国の日本を知っててくれる事にとても驚きました。

それと同時に日本人であることに誇りを持ちました。

日本人はマナーが良い、日本人は親切なんてこともよく語学学校の中の生徒で日本に行ったことがある人に言われたりしました。

韓国人や中国人の語学留学生も非常に多いので、日本に旅行したことがある人も沢山いました。

こんな体験も海外留学の体験が無かったら気付けない事だと思います。

誇りを持ったと同時に、色々な質問に全く答えられなかった無知な自分に悔しい気持ちになりました。

日本の文化や歴史に興味を持ってくれる海外の人が非常に多いのです。

本当にたくさんの質問を受けましたが、ほとんど答えられませんでした(涙)。

このような経験から日本の歴史や伝統工芸など日本の文化に興味を持った私がいます。

未だに日本には忍者や侍がいて、ちょんまげをしていると思っているアメリカ人も多いです。

笑っちゃうような質問を真顔で質問してきたりします(笑)。

何時代だよっ!!って突っ込みたくなる気持ちもありました(笑)。

私はそれ以上に日本を愛してくれる人が こんなにいることを知れてとても嬉しかったです。

私の旦那の趣味は、オンラインゲームなんですけど、日本語も普及していますよ。

『カワイイ・アリガトウ・スゴーイ・ナニ?』

なんて日常会話の中で日本語を使っている光景なんかも沢山見ます。

語学学校ではアメリカ以外にも様々な国から来た人達が沢山居る訳でお互いの文化や国の違いなど日本では知れないリアルな国事情なんかも聞けたりします。

本当に語学学校へ行って良かった!


英語が全く話せなかった私から一言

talking

とにかく上記のちょっとしたNGワードは頭の中に入れておいて、英語が話せなくても単語しか言えなくても、片言でもいいからドンドン自分から話に行きましょう!!

最初は恥ずかしいとか、どうやって英語話すのか分からない。

私の英語じゃ伝わらないだろうなんて色んな心配をします。

もちろんあまりにひどすぎた私の英語は伝わらない方が多かったです(笑)。

もどかしい気持ちで毎日を送るのですが、やがて伝わる日が来ます。

毎日話す習慣をつけていないと、初対面の人やアメリカ人を目の前にした時に話そうとする勇気を持つことが出来ません。

私のように英語が全く話せない人は『I can't speak English.』から卒業しましょう!

私はタフなハートを持っていた?ので、語学学校に通っていてまだ英語もろくに話せないのに、バスの定期券についてカスタマーサポートに電話したり、銀行へ一人で行って残高証明書を貰ったり挙句の果てには確定申告の質問を電話でしたり。

無謀と思うチャレンジを毎日していました(笑)。

もちろん、

『You can't understand what I mean, so you need another person who can speak English.(あなたじゃ私が言ってること理解できないから、英語が話せる人他にいない?)』

なんて言われることもしょっちゅうでした。

それでも語学学校の先生に、
『あなたは本当に強いハートを持ってて凄い。 一人で電話して難しい確定申告についても質問したの? 本当に凄いわ』 なんて褒められたこともありました。

英語はいつか話せるは嘘です!

話せるようになる為には、 英語を話す機会を設けること。

英語が身近にあって話す環境に慣れておく事も必要です。

無言が続いても良いんです。


Sorry、Sorryが続いても良いんです。

I don't knowが続いても良いです(笑)。

とにかく毎日英語を話しましょう。


一番大切な事を語学学校の先生に教わりました。

『英語を話すのはアメリカ人じゃなくてもいいのよ。 あなたの隣にはクラスメイトがいる。 母国語が通じないクラスメイトと一緒に遊んだり話をすること。 その中で自然と英語が学べるのよ。』

言われた当時は、すぐに理解出来ませんでした。

だって相手も文法ぐちゃぐちゃだし発音もボロボロ。

みんな片言の英語話してるのにその中で英語話しても何も得るものなんてない。

アメリカ人から英語を教わりたい。

アメリカに来てるのにアメリカ人と話さなきゃ意味ない。

なんて思っていましたが、それは間違いでした。

英語が0の私が最初からアメリカ人のネイティブの早い英語を聞き取ることなんて出来る訳がないからです(笑)。


私が急に英語が話せるようになったのは、放課後学校が終わってからクラスメイトに日本語を英語で教えていたからです。

その話はまた後日書きますが、何でもいいんです。

学校が終わった後の時間クラスメイトと一緒に毎日遊ぶのも良いです。

とにかく英語しか話せない環境に自ら飛び込むと良いと思います。

もちろんホームスティされる方はとっても羨ましい環境。

英語なんて話せなくてもなんとか伝わります(笑)。

身振り手振りまずジェスチャから始めてもいいじゃないですか?

その一歩が既に英語を話そうとしている大切な第一歩なのです。

まとめ

今回は、アメリカ現地の日常会話のNGワードについてまとめてみました。

日本人のマナーと常識でお話しすれば初対面の相手でもほぼ問題ないと思います。

日本でも大体タブーなお金・宗教・個人情報に関わる質問を避ければ特に問題ないかと思います。

それ程心配しないで自信をもって初めてのスモールトーク楽しんでみて下さいね!

英語0からスタートした私が言ってるので間違いないですよ!!

アメリカ生活はピンチの連続。

ピンチはチャンス!

一緒にアメリカ生活をエンジョイしてくれると嬉しいです。

次回は、語学学校での会話の授業の様子について実体験をストーリー調にまとめています。






この記事を書いてる人
2012年の冬からカリフォルニアに移住したそこら辺にいる日本人。
結婚を機に英語が全く話せない英語ゼロからの渡米を経験し、語学学校への留学を経験し現地で現在在宅で仕事をしています。
アメリカの現地ブログが少なく、ビザ申請や移住関係の体験を基に私の様に海外で暮らす人々(主にアメリカ情報)へ分かりやすく現地情報を発信したいと思いこのブログを立ち上げました。拙い初心者のブログですが是非読んで下さると嬉しいです!

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