アメリカから日本へ一時帰国する際の格安国際線フライトの注意点は?|It's my life.

アメリカから日本へ一時帰国する際の格安国際線フライトの注意点は?

アメリカから日本へ一時帰国する際に乗り継ぎのフライトで注意する点とは?

前回の記事『アメリカ在住者が教えるアメリカから日本へ一時帰国する際の格安航空券の取り方!』では、アメリカから日本への一時帰国の際に最も安く空港チケットを購入する方法についてまとめました。


直行便で帰るほうが体力も楽で一番便利な一時帰国の方法ですが、仕事の都合や急なスケジュールで直前でしか航空券の購入が出来ない等のケースがあったりします。

その場合ほとんどがチケットがかなり高くなっており格安チケットを探すには経由がある便を選ぶ必要が出てきます。

今回は、実際に格安チケットの乗継便で日本に帰る際の注意点についてまとめます。

アメリカから日本まで乗り継ぎ便の方が安いんだね!
シーズンやフライトによるけどより安く日本に帰れる場合があるよ!

乗り継ぎ(トランスファー)がある格安チケットを購入する際に注意すること

乗り継ぎ(トランスファー)がある格安チケットを購入する際に注意すること

乗り継ぎ時間に余裕があるか?

1経由・2経由などと直行便以外に経由してから日本に帰るフライトがあります。

〇経由便が含まれるチケットをカスタムチケットと呼びます。

経由便を含む往復チケットを購入する場合は、必ずどれ位乗り換えに余裕があるのか確認をしてから購入しましょう。

最低でも2時間以上の乗り換え時間があるフライトを選ぶようにしましょう。

トランク等の預け荷物の確認

アメリカ国内で例えば、ハワイ経由などの同じ旅行会社を利用しての乗り換えの場合は確認は必要ないかもしれません。

しかし多くの格安チケットの場合は、違う航空会社をいくつか利用して日本に一時帰国するケースがほとんどになります。

アメリカ→カナダ経由(バンクーバー)の場合は違う空港会社を利用した場合でも、預け荷物は最終目的地へ自動で運ばれるという事を二度の経験で航空会社に確認をしておりまた飛行場の担当者も同じ案内をしていたので恐らくカナダ経由で日本に帰る場合は、預け荷物の受け渡しの注意はないかもしれません。

格安チケットの中には中国を経由して日本に帰る便や他の国を経由して帰る便も含まれます。

そのような場合は、必ず預け荷物を乗り換え事に受け取る必要があるのかまたはどのようにトランクを受け取って乗り換え手続きをするのか(外に一度でて再度チェックインが必要なのかどうか)等も確認する必要があります。

そのようなケースは、乗り換え時間が恐らく飛行場の広さにもよりますが、2時間では足りない可能性があるので余裕がある時間帯の便を選びましょう。

※乗り換え初心者の場合は、あまり複雑なルートでの日本行きチケットの購入は避けたほうが無難かもしれません。


入国許可書を事前に申請する必要がある

アメリカでいうEstaと同じようなものです。

国ごとに入国許可書が旅行券とパスポート以外に必要になる場合があります。

乗り換えのみの場合でも、各国ごとに入国審査があり、国によっては入国許可書が必要になります。

たまたま一時帰国の際にカナダ経由の便で帰る事が多いのですが、カナダはeTAの電子申請が必要になります。

カナダの入国許可書は、Citizen(アメリカ国籍)の人は必要ありません。

※グリーンカード(アメリカ永住権)保持者やアメリカ国籍以外の場合は、カナダを経由する場合はeTA申請が必要になります。

eTAには有効期限があります。

有効期限内の物が残っていれば再申請は不要ですが有効期限が切れている場合は再度申請をして出発前に事前に許可を得る必要があります。

しかし、この電子申請は30分くらいで通知が来る申請で特に問題が無ければ当日でも間に合う申請です。

実際初めてのカナダ経由便での日本への一時帰国の際、私もやらかしています。

カナダの入国許可書の申請をせずに当日空港へ向かいチェックインカウンターで止められました(笑)。

飛行場で初めての申請でやり方も分からなかったのでチェックインカウンターのスタッフの方が代理で申請をして下さり、約30分程度で全ての入力と申請そして申請完了メールが届き、当日問題なく日本に帰る事が出来ました。

万が一、当日までにこの申請をしてなくてもフライト時間に余裕がある場合は当日でも間に合う申請になりますのでご安心下さい。

(過去に何か違反等がある場合などは降りなかったりするケースもありますがそれは極まれで何も前科がない人は基本的には申請後10分程度で完了メールがメールアドレスに送られてきます)

チケットのゲート情報に間違いがある場合がある

日本ではありえませんが、チケット情報が間違っている事があります。

海外の国際線は日常よくある光景の様です。

私の過去の失態をご紹介します。

格安チケットのカスタム旅行の場合、いくつかの経由地点で乗り継ぎをして日本に帰ります。

乗り継ぎが多ければ多い程、小さいジェット機の便であったりする場合があります。

今年日本へ一時帰国する際、旦那の仕事の関係上、チケットを抑える日程が一か月前位のギリギリでチケットの購入をせざるを得なくなり直行便は全て高騰しており安いシーズンに比べて二倍以上の値段になってしまいました。

その為以前から抑えたかった格安チケットは買うことが出来ず、仕方なく2経由するカスタムチケットを購入しました。

カナダ経由で日本へ一時帰国したのですが、シアトルとバンクーバーを経由して羽田空港行きの人生初の2回乗り換えの便を選びました。

乗り換えは過去にも経験があったので慣れており油断していた落ち度もあるのですが、シアトルからバンクーバー行きの小型飛行機のチケットのゲート情報が記載情報が異なっており、フライトを逃してしまいました

クレームを入れましたがこちらが悪いという風に言われました。

Alaska航空便を逃してしまい、バンクーバーからはANNAを利用する予定だったのでまずはAlaska航空に問い合わせをして、カナダからの乗り継ぎのANNAの便を翌日のフライトに変更できるのならAlaska航空のフライトも翌日の便に変更しますと返事を頂きました。

Alaska航空とANNA航空の便を同じ時間の翌日のフライトに変更して下さることになり無事日本に帰る事ができたのですが(通常ANNA航空は全く落ち度がない為、フライトの変更はする必要がないのですが事情を話したところ特別に翌日の同じ便に今回のみ変更してくれました)。

私達も無知で海外の国際線利用者には、この情報は常識なのかもしれませんが、まさかチケット情報が間違ってるとは思いもよらず危機一髪の状況に陥りました。

カウンターで問い合わせして教えてもらった情報によると、乗り換えがある場合はチケットの情報をだけを当てにせず必ずカウンターでフライト情報が正しいか確認が必要との事です。

飛行機(特に小型の飛行機が多い)の出発ゲートが確定する時間が、出発時間の丁度1時間前にフライト情報が確定するそうです(フライトのゲートが空き次第次の飛行機が出る為、ゲートが一時間前まで定まらない事があるとの事)。

※チェックインした時に受け取ったチケットの情報と全く異なるゲートから飛行機が出発する可能性があるとの事でした。

海外航空会社の国際線利用の場合、乗り継ぎが多いカスタムチケットの場合は必ず出発時間の一時間前にチケットに記載があるフライト情報に間違いがないかカウンターで確認する必要があります。

乗り継ぎがある場合、乗り継ぎ先でのお土産を没収される場合がある

こちらも私の実体験から御説明します。

これはどういうことかというと、カナダ→アメリカでアメリカに帰る途中にカナダのバンクーバーで乗り継ぎがあります。

乗り継ぎ時間も長い場合は3時間などある為どうしてもプラプラウィンドウショッピングをしてしまいます。

その際に、飛行場内の免税店でお買物をするとします。

カナダで香水や化粧水などの手荷物としてのお土産を購入した場合は、アメリカへの持ち込みが出来なくなります(恐らくアメリカからカナダの場合も同様)。

乗り継ぎの際に入国審査が国ごとにある為、水分を含むペットボトル等は処理してから審査を受けます。

トランクの中に入っている預け荷物は問題ないですが、手荷物のお土産は例え空港内で購入したとしても入国審査で引っ掛かるケースが多いので必ず経由地点でお土産を購入する場合は注意して下さい。

〇こちらの情報はバンクーバーのANNAの受付カウンターの方が教えてくれました。


1経由と2経由体力的にどっちが実際キツイ?

国際線の乗り換えの場合の注意点

もちろん直行便で帰れるなら時間も短いし楽だし越したことはありません。

しかし少しでも節約したいのです(笑)。

1経由便と2経由便を比較してみて私が個人的に思うのはどっちもそれ程変わりません。

例えば、1経由で乗り換えに5時間も待つなら2経由で2時間ごとの乗り換え時間の方が楽に感じます。

長い時間何もしないで同じ空港内で時間をつぶすのは意外としんどいです。

乗り換え時間が短い方がやっぱり体も楽ですしおすすめは1経由乗り換えを含む便です。


まとめ

アメリカから日本へ一時帰国する際に乗り継ぎのフライトで注意する点とは?

上記のようなトラブルや注意点が過去にあったので、海外の航空会社の国際線を利用して日本に一時帰国するまたはアメリカに帰る際の注意点をまとめてみました。

今年はトラブル続きで帰りの便ではチケットがチェックインカウンターで発券されず、カナダ行きのみのチケットだけ渡されてとりあえず羽田から帰りの便になりました。

カナダでの乗り換えの際にチケットがなかったので入国審査の際にストップがかけられて自分で部屋の片隅にある内線でチェックインカウンターに電話してカナダからアメリカ行きのチケットを発券してもらえるように手配してくれと言われ自分達で発券依頼をかける羽目になりました(笑)。

それでも海外の人たちは非常にルーズなので何十分も保留にされて何度チェックインカウンターに電話しても忙しくて誰も出てくれず、仕方なく何度も入国審査のカウンタースタッフに説明して直接チェックインカウンターの人を呼んでもらいなんとか帰りのチケットを出してもらい予定の便でアメリカに帰る事ができましたが、2経由あるチケットはちょっとトラブルがありそうだなという印象を受けました。

格安チケットの場合は直行便よりは注意点がありますが慣れてしまえばまた問題が無ければスムーズに乗り換えが出来て日本へ格安で帰れるのでお勧めです。

カスタム旅行って大変なんだね!
ことごとく全ての海外生活体験で失敗ばかり犯してるよね私(笑)!


この記事を書いてる人
2012年の冬からカリフォルニアに移住したそこら辺にいる日本人。
結婚を機に英語が全く話せない英語ゼロからの渡米を経験し、語学学校への留学を経験し現地で現在在宅で仕事をしています。
アメリカの現地ブログが少なく、ビザ申請や移住関係の体験を基に私の様に海外で暮らす人々(主にアメリカ情報)へ分かりやすく現地情報を発信したいと思いこのブログを立ち上げました。拙い初心者のブログですが是非読んで下さると嬉しいです!


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