過去の記事でも少しお話しましたが、2012年に結婚の為に私はアメリカに渡り約13年程アメリカ生活をしてきました。
結婚前には子どもを生んで家庭を作りたいと話し合っては居たのですが、私の旦那は何時まで経って子どもを欲しいと思わず夫婦間に亀裂が入り何度も離婚危機を乗り越えて今日に至ります。
結婚してから約8年後に第一子となる子宝に恵まれるのですが、今回はアメリカで私が体験した初めての出産についてまとめます。
妊活から出産発覚までの流れについて詳しくまとめて行きますので最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。
出産おめでとう!
ありがとう。はじめて子どもが授かった事は私の人生で一番嬉しかった出来事になったよ!
結婚してから妊娠まで約8年もかかった理由とは?
不眠症を患っていたから
過去の記事「自己紹介~東京生まれ東京育ち、長年勤めた会社を辞めてアメリカに渡りました。」でも触れていますが、日本からアメリカに渡った当時私は不眠症にかかっていました。
日本で約8年程お世話になっていた会社のオーバーワークと上司のパワハラなどが原因となり私は約3年程不眠症にかかりました。
実際に米国に来てからも不眠症は続いており米国に来て約1年半過ぎた頃から少しずつ睡眠が撮れるようになったのですがこの私にとっては長かった3年間はほとんど一睡も出来ない日々が続いていました。
その為、アメリカに来て約半年後に結婚をしたのですがすぐに子どもを持つという選択が私には出来ずまずは病気を治す事と英語を習得する事が優先されました。
その後徐々に眠れる日が増えていき今では不眠症は完全に完治しているのですが、米国に来て約3年位は眠れる日と眠れない日を交互に繰り返しながら徐々に平穏な生活へと戻っていく様な暮らし方をしていました。
病気が完治した後私はすぐに妊活を開始したかったのですがまた次のトラブルが起きました。
旦那が子どもを持ちたがらなかったから
既に35歳近くなっていた私は高齢出産のリスクを良く理解していた為、不眠症が治ると同時に妊活を始めたかったのですがここでまた私達夫婦間に次のトラブルが生じました。
旦那が父親になるという自身が持てず、子どもを生んで立派に育てる自信がないと言い出し子どもを生むという選択肢が無くなってしまいました。
何度も何度も夫婦間で話し合いをし時には喧嘩にもなりました。
私は本当に子どもが欲しかったし、女性には悲しいですが子どもを産める期間というタイムリミットが存在します。
どんなに夫婦間で話し合いをしても旦那の強い意志は代わることがなく私は泣く泣く子どもを持つという夢を一旦諦めざるを得なくなり、その後色々な副業を始めました。
心にずっと穴が空いた状態のまま夫婦生活を続けながらそんな穴を埋める為に空いた時間で何か出来ないかなと思いつき、様々な副業を開始すると同時にこのブログを立ち上げました。
どうしても子どもを産まないという選択肢を持てないまま、夫婦間は平行線をたどりながら夫婦生活を続けていました。
しかし結婚生活約6年が過ぎた頃、当時35歳を過ぎてしまった私は旦那に離婚の話を持ち出しました。
旦那のことを嫌いになった訳ではなかったのですが、夫婦間の考え方の違いでどうしても子どもを諦めざるを得ない選択を私はどうしても取りたくなかった為です。
もし子どもを産むことが出来ないのなら私にとっての結婚生活は不要となる為新しいパートナーを探したいと真剣に話しました。
何度も何度も話し合いを重ねて約6年程経ったある日、旦那の口から「子どもを持ってみる人生も良いかもしれないな。」と初めて気持ちに変化が現れました。
歳を重ねるに連れ、会社の同僚や知人からも子どもの話を色々聞く機会が増えていき旦那も段々と子どもを持つことに興味を持ってきた様でした。
旦那も子どもを持つイメージが少しずつ湧くようになり、最終的な決め手は「自分は正直子どもが欲しいまでの気持ちにはまだなってないけど、そんなにLIFE(私)が欲しいなら子どもを持ってもいいよ。」と言うこんなニュアンスの言い回しだった事を覚えています。
旦那は私を失うことは避けたいと考えてくれた様で私が6年間永遠に口にしていた子どもが欲しいという気持ちにはじめて耳を傾けてくれました。
旦那には申し訳ないと言う気持ちもありましたが、例え生んだ後父親として自覚が生まれなかった場合は子どもには申し訳ないけど一人で育てよう日本に帰ることも視野に入れて責任を持って産もうと言う決意をしました。
妊活を始めても約2年間子どもは授からなかったから
もう既に35歳という節目を迎えていた私にはあまり時間は残されていませんでした。
高齢者出産の女性は年々増えているし出産する歳も上がっている事も分かっていましたが全ての人が子どもを持てるわけではありません。
特に私は若い頃から生理不順を持っており妊娠出来るかどうかも少し不安がありました。
35歳を過ぎた頃から真剣に子どもを作る為に旦那と妊活を開始しました。
しかしやはりそう簡単に子どもが出来る訳ではなく毎月毎月生理が来ると今月も駄目だったかと毎月落胆する様な生活をしていました。
私が初めて妊娠する約二年程、私はタイミング法という妊活方法を試しました。私の場合は本当にこのタイミング法がうまく機能したおかげで無事子どもを授かることが出来ましたが本当に妊娠とは奇跡だなと感じています。
欲しい欲しいと願っても出来ない日々は続き、丁度妊娠する1か月前に私は不妊治療の病院に予約を入れていました。
不妊治療をする病院の初めての通院日に妊娠検査薬で妊娠した事を知りました。
それまで何度も妊娠検査薬を試しても線が現れることは無かったのですが本当に本当に嬉しかった事を覚えています。
タイミング法とは?
タイミング法とは、妊娠しやすいタイミングで性交渉を行うことで妊娠の確率を高める方法です。
排卵日を予測し、その前後に性交渉を行うことで、卵子と精子が効率よく出会えるようにします。
このタイミング法を進めてくれたのが私の日本に住んでいる親友の一人である女友達が同じ様にタイミング法を試みて二ヶ月ほどで妊娠した為、私に進めてくれました。
彼女の場合はすぐに子宝に恵まれましたが私の場合はなかなかお腹に子どもが来てくれませんでした。
そしてアメリカでも何か良い方法は無いかなと模索してタイミング法をしっかり体温調整から調べてくれるキットの存在を知りました。
そのキットを使ったおかげで見事妊娠する事が出来ました。
Femometer Smart Basal Body Thermometerとは?
引用:Femometer私はこのデバイスを使って見事に妊娠する事が出来ました。
Femometer Smart Basal Body Thermometerは、基礎体温を測定するためのスマートデバイスです。
このデバイスは、妊娠を計画している人や月経周期を追跡したい人に役立つツールとして設計されています。
※当時英語が良くまだ分かっってない部分もあった私ですが使い方も簡単でした。
体温計のように基礎体温を毎日測りその結果をアプリに転送して自分の排卵日を予測してくれるスマートデバイスになります。
Femometerで出来る事と機能性について
高精度な測定
基礎体温の微細な変化を捉えることができ、排卵日や妊娠の可能性を予測するのに役立ちます。
スマートアプリとの連携
FemometerアプリとBluetoothで接続し、測定データを自動的に記録・視覚化します。
使いやすいデザイン
シンプルで直感的な操作が可能で、朝起きた直後に簡単に測定できます。
多機能性
排卵周期の計算、妊娠の早期兆候のモニタリング、または自然避妊の計画に役立ちます。
基礎体温を取ることと自分の生理の日をアプリで入力するだけで排卵周期の計算をしてくれて自然妊娠がよりスムーズに行えるようになっています。
Femometer Smart Basal Body Thermometerの使い方
測定準備
朝起きた直後、体を動かす前に測定を開始します。基礎体温は安静時の体温を測るため、起床後すぐが最適です。
測定方法
体温計を舌の下に置き、口を閉じて測定します。Bluetooth接続が可能な場合、Femometerアプリと連携してデータを記録します。
データ記録
測定結果はアプリに自動的に保存され、グラフや排卵予測などの分析が可能です。
定期的な使用
毎日同じ時間に測定することで、より正確なデータを得ることができます。
携帯でアプリを管理して毎朝体温を測るだけで自分の排卵日を予測してくれるので妊活しているカップルにはとても強い味方になります。
私も実際にこれを使い始めて約1年半程経った時妊娠が発覚しました。
タイミング法を取り入れることで妊活のストレスもかなり軽減され、いつどのタイミングで性交渉を取り入れるかなども分かる為、働いていて疲れている人やなかなか時間が取れない人にも効果的です。
Femometerは実際に何処で購入できるのか?
どうしてこのデバイスを選んだのか?
まず見た目がシンプルで可愛かった事と、携帯などでアプリ管理出来て簡単に排卵周期の計算をしてくれる点でこちらを選びました。
使い方もとても簡単で英語が不慣れだった当時の私でも簡単に使えました。
サイトを調べても情報が乗ってないので正確な数字は忘れてしまいましたが、実際にこのアプリを使って80%だったか60%だったか忘れましたが妊娠できたというデータも何処かで見てそれでこのアプリを購入する決め手になりました。
妊活で大変だった事とは?
妊活を始めた頃は、Femometerを使用しておらずタイミング法をしてなかったので性交渉の数を具体的に増やしてみましたが、それがとても大変でした。
特に旦那が夜遅くまで仕事をしていた為帰ってきて妊活をする気力が残っておらず毎日ベットで寝てしまってなかなかまとまった時間が取れなかった事が一番大変でした。
妊活が出来ないと子どもが出来るわけがなく、でも出産をゴールに妊活する日にちだけ増やせばそれはストレスでお互いになかなか上手く妊活が出来ず喧嘩になったこともありました。
その背景から、私達はFemometerを購入してアプリで徹底的に管理されたタイミング法を導入したおかげで、それまでのストレスが一切なくなり毎月1・2回程の妊活のみで見事子どもを授かることが出来ました。
それでも妊活アプリを使って妊活を行いましたが1年以上なかなか妊娠反応が出ない時間がずっと続き本当に赤ちゃんは出来るのかななんてちょっとした不安も妊活中はありました。
しかし私達の場合は、タイミング法を取り入れた自然妊娠で妊娠する事が出来ました。
妊娠当日はどうして分かったのか?
ちょっと妊活も1年半近く続けているのになかなか赤ちゃんが来てくれなくて少し参っている時で本当に夜中に心の底から赤ちゃんが欲しいと願った日でした。
私は生理不順を持っているのできっと普通の人より出来にくいんだろうなとは理解しており調度、次のステップに進もうとしている矢先での出来事でした。
アメリカで不妊治療の病院を探して予約を入れている初診日に妊娠が発覚しました。
今でもはっきり覚えていますが、なんか初期の風邪の様な症状でなんか体が重たくて熱っぽい感じでした。
でも風邪でもないような変な体調不良で体が本当にダルかったです。
念の為妊娠検査薬を使ってみたら見事に妊娠しているという知らせを受け取ることが出来ました!
結婚から約8年でやっと第一子に恵まれて念願の赤ちゃんがお腹に宿ってくれた時は本当に本当に嬉しくて人生で一番幸せを感じた日だったことを覚えています(生まれてくれた日も同じ位嬉しかったですが)。
私の周りでも、無精子病を持っているご家庭の知り合いを知っていたり旦那さんの精子が正常でなく欠けていたりでなかなか子どもが出来ない人を知っています。
その方々の苦労も耳にしたことがあるので私も人ごとじゃないなと覚悟していました。
2年の妊活ではありましたが、やはり赤ちゃんが欲しいと思ってもすぐに出来る訳ではなく本当にこればかりは運や奇跡的な巡り合いなんだなと妊娠の大変さや奥深さを実感しました。
まとめ
アメリカ生活で初めての妊娠についてまとめてみました。
今回は、妊活~妊娠発覚までの記録や私が実際にアメリカで試したタイミング法についてまとめましたが次回は妊娠から出産までの情報をシェアしたいと思います。
私の場合は、妊娠と同時に子宮頸がんが見つかり幸せの絶頂から一気に奈落の底に突き落とされてしまった訳ですが現在は無事治療と出産を終えています。
アメリカで初めての出産は本当に心細い面もありますが一人じゃありません。是非私の実体験が一人でも誰かのお役に立てたら光栄です。
タイミング法って本当に効果あるんだね!
私もビックリしたけど、諦めないで毎月頑張って妊活して良かったよ!
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