前回の記事『移民ビザ申請スタート!実際に行ったアメリカでの結婚について!!』では、アメリカで実際に私たちが行った結婚の手続きについてまとめました。
今回は、その中でも触れている移民ビザ申請には欠かせないVisa Bulletin(ビザブリテン)について初心者でも分かりやすくまとめていきます。
※専門家ではない為に手順が抜けていたり間違っていたりする場合がありますので必ずご自身でお調べになって行動を映して下さい(自分自身の体験談をまとめています)。
ビザブリテン?なんか美味しそう~!
食べ物じゃないよ(笑)!私も全く知らなかったんだよね!でもビザ申請には必要な情報だからこの際一緒に覚えようね!
Visa Bulletin(ビザ・ブリテン)とは?
Visa Bulletin(ビザブリテン)とは、簡単に言うと自分の移民手続きの申請がどこまで進んでいるかを確認出来る国務省が発行する広報のことを示します。〇月ごとに現在ビザの発行がどこまで進んでいるかを確認することが出来る情報という事です。
主に表ごとに管理されており、日付が書かれています。
〇通常は日付が書かれているのですが、その日付が時折、”C”という文字だけの表記の場合があり、Currentを示しておりその場合は待機時間なく申請が現在進んでいることを表します。
引用:Visa Bulletin
※数年に一度という滅多にないケースの為非常に早く永住権を手にすることが出来る事を意味します。
(調べてみたら2013年に一度あり、それから2018年8月現在まで一度もありませんでした。)
毎年グリーンカードの発行上限数が決まっていてグリーンカードの申請は手続き順に発行されるのを待っている状態なのです。
だから申請してもすぐに審査が通る訳でもなくまた世界中からアメリカに移住される人が居る為に時間がかかります。
弁護士に自分のビザ申請をお願いしていても自分のビザの申請がいつ頃に手続きが入るのかなど知りたい場合など非常に便利な為、必ずこれから移民ビザの申請をする方は覚えておいた方が良い情報の一つです。
毎月目を通すように心がけましょう(ビザブリテンは毎月10日前後に更新されます)。
〇ビザブリテンは、ネットで毎月更新され月ごとに順番待ちをしている申請がどこまで進んでいるのか確認出来ます。
年によってはビザ申請をする人が多かったり少なかったりするので早く手続きが進む年もあればなかなか申請者が多くて進まない年もあります。
ビザブリテンの見方とは?
過去との変更点は?
2015年9月以前までは、Final Action Dateという一つの日付のみで管理されていましたが、9月以降はDate for Fillingという二つの日付で管理された表が追加されて主に二つのグラフから成り立っています。Final Action DateとDate for Fillingの違いは?
以前は、A.Final Action Dateという一つの日付しか無かった為に発行できる永住権に空きがないと申請すら出来なかったのですが、B.Date for Fillingが加わったことによりPriority Date (プライオリティー・デート)がこの日以前であれば申請が出来るようになりました。カテゴリーにもよりますが、Aの日付よりBの日付のほうが一年程早くなっているのが分かります。
Priority Date (プライオリティー・デート)とは?
Priority Dateとは、優先日という意味です。永住権申請の場合、移民ビザの手続きをはじめてした日つまり提出した書類が受理されると受理された後に自宅に書類が届きます。
その書類の中にある日付を示しています。
Priority Dateは移民ビザ申請をしている際重要な日付になりますので必ず日付を確認しておきましょう。
B.Date for Fillingが追加された事によるメリットとは?
最終的に承認されるにはAのグラフ”A. FINAL ACTION DATES FOR FAMILY-SPONSORED PREFERENCE CASES”の日付まで待つことになりますが、早く申請する事が出来るようになることでEADをGETして働けるようになるというメリットなどがあります。EADとは?
※ビザ申請をしている間、アメリカに滞在していないと行けなくその間は合法な滞在の為のビザを保持し続ける必要があります。
就労ビザや学生ビザなど人によって様々ですが、私の場合(旦那がグリーンカード保持者の妻)は学生ビザを保持し続けないと行けなくなります。
永住権の申請には先ほども説明した通り、毎年申請者が多く順番待ちになっている為かなりの待ち時間がかかります。
その間の経済負担は大きく(私が当時通っていた語学学校の学費は年間約100万円前後)、その間早く働く事が出来れば経済負担もかなり楽になります。
どの表を見ればいいの?
先ほどご説明した通り、表はAとBに分かれています。また、"Family- Sponsored" と"Employment- based"に分かれており、アメリカ市民または永住権保持者がスポンサーとなり家族の永住権を申請します。
〇私のケース(結婚)の場合は、"Family- Sponsored" の表を見ることになります。
家族の永住権の申請にもカテゴリーが複数あります(スポンサーから見て)。
・F1:Unmarried Sons and Daughters of U.S. Citizens(未婚の息子と娘)
・F2A:Spouses and Children, and Unmarried Sons and Daughters of Permanent Residents(配偶者と結婚してない子供)
・F2B:Unmarried Sons and Daughters (21 years of age or older) of Permanent Residents(21歳以上の未婚の息子と娘)
・F3:Married Sons and Daughters of U.S. Citizens(USAシチズンの結婚している息子と娘)
・F4:Brothers and Sisters of Adult U.S. Citizens(USAシチズンの息子と娘)
※結婚の場合は、F2Aのカテゴリーになります。
まとめ
ビザブリテンとは自分の申請している永住権の手続きがどれ位進んでいるかを把握する為の情報。
結婚した後手続きが早ければ早いほど手続きが早く進むので、結婚したらすぐに移民ビザの手続きを始められるようにしておきましょう。
今回は、移民ビザに関係するなくてはならない必要な情報ビザブリテンについてまとめました。
ビザブリテンって食べ物かと思ってたけど広報のことなんだね!
なんか名前が美味しそうだものね~(笑)!
この記事を書いてる人
2012年の冬からカリフォルニアに移住したそこら辺にいる日本人。
結婚を機に英語が全く話せない英語ゼロからの渡米を経験し、語学学校への留学を経験し現地で現在在宅で仕事をしています。
アメリカの現地ブログが少なく、ビザ申請や移住関係の体験を基に私の様に海外で暮らす人々(主にアメリカ情報)へ分かりやすく現地情報を発信したいと思いこのブログを立ち上げました。拙い初心者のブログですが是非読んで下さると嬉しいです!
2012年の冬からカリフォルニアに移住したそこら辺にいる日本人。
結婚を機に英語が全く話せない英語ゼロからの渡米を経験し、語学学校への留学を経験し現地で現在在宅で仕事をしています。
アメリカの現地ブログが少なく、ビザ申請や移住関係の体験を基に私の様に海外で暮らす人々(主にアメリカ情報)へ分かりやすく現地情報を発信したいと思いこのブログを立ち上げました。拙い初心者のブログですが是非読んで下さると嬉しいです!
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