前回の記事『初心者でも分かる!グリーンカード取得の為の知識Visa Bulletin(ビザブリテン)』では、ビザ申請に必要な情報のビザブリテンについてまとめました。
前々回の記事『移民ビザ申請スタート!実際に行ったアメリカでの結婚について!!』で私たちはアメリカで入籍をして移民ビザの申請をスタートさせました。
今回は移民ビザ申請第一弾。グリーンカードを取得する為に最初に提出するForm I-130についてまとめます。
結婚を機に妻である私のグリーンカードの手続きについて記載しています。
※専門家ではない為に手順が抜けていたり間違っていたりする場合がありますので必ずご自身でお調べになって行動を映して下さい(自分自身の体験談をまとめています)。
いよいよグリーンカード取得の手続きが始まるんだね!
全部英語だからなじみがない初心者にはなかなか難しいよね!私が実際に行った手続きを基に分かりやすくまとめていくね!
Form I-130とは?
Form I-130と聞いてもなんだかよく分かりません。
アメリカの移民ビザ申請をスタートすると、様々な書類(アプリケーション)をその都度提出することになります。
一度に全部出すという事は出来ず申請をしては待ち、申請をしては待ちの繰り返しになります。
“Use this form if you are a citizen or lawful permanent resident of the United States who needs to establish their relationship to certain alien relatives who wish to immigrate to the United States.“
出典:USCIS
オフィシャルサイトの情報だと上記のような説明があります。
英語だと何言ってるか良くわかりませんね(笑)。
永住権保持者またはシチズン(市民権保持者)の家族をサポートしてグリーンカードを申請する為のフォームです。
結婚などを機に自分の家族が移民ビザを申請してアメリカに移住する為に必要な一番最初に提出するフォームの事です。
移民ビザの申請書類は、petitioner(志願者)が主体となり記入する書類になります。
※今回のケースの場合、旦那がpetitioner(志願者)になりspouse(わたし)になります。
永住権保持者が主体となり自分の家族をアメリカに移住させる為の書類です。
Form I-130を提出する為に必要な書類とは?
- 結婚証明(Marriage Certificate)
- 顔写真2枚(旦那自分それぞれ2枚ずつ) パスポート用 (サイズ:2インチ × 2インチ 30日以内に撮影されたもの)
- パスポートコピー 顔写真のページ、F-1ビザ、I-94(または入国の際のスタンプ)
※I-94の入国許可相は現在は廃止されていますので要りません。 - I-20のコピー
- 旦那のパスポート顔写真のページコピー
- 旦那の永住権カードコピー
出身地などの情報も必要になる為、引っ越しが多い人は過去の情報を正確に書けるように準備が必要です。
※グリーンカードの手続きに必要な全てのアプリケーションは、オフィシャルサイトからPDFファイルをダウンロードすることが出来ます。
ダウンロードをして直接パソコンで必要な情報を入力していきます。
〇USCISオフィシャルサイトのI-130, Petition for Alien RelativeのページのForm I-130 (PDF, 1.63 MB)よりフォームをダウンロードしましょう。
〇Instructions for Form I-130 (PDF, 233 KB)に書き方の手引きが載っています(英語)。
パソコンを使って全て必要な情報を入力して最後にプリンターで印刷をしてサインをします。
この流れはすべての移民ビザの手続き書類で同じ流れになります。
Form I-130が必要な人とは?
永住権保持者から見て下記の人(グリーンカード申請が必要な人)になります。
・配偶者
・子供
・兄弟
・両親
しかしその場合は、Beneficiary(受取人つまり自分)のサインは不要と記載があります。
これは恐らく奥さんがアメリカに居なくても旦那さんのみで先に提出できる書類という事だと思います。
以前に比べてすぐに申請がし易くなったという改善点があるようです。
チェックでの支払いとなる為、チェックとフォームを一緒に郵送しましょう。
I-130フォームと一緒に提出するもう一つのフォームです。
Form G-1145, E-Notification of Application/Petition Acceptance (PDF, 238 KB)
どういうフォームかというと、移民ビザの書類などを相手が受け取った場合にアメリカ移民局が私が出した書類を受け取りましたという通知をtextメールまたはE-mailでお知らせしますというフォームです。
今回のケースは、Petitionerなので旦那さんの情報を記入します。
こちらももちろん重要な書類なのでこちらにサインをして一緒に提出しましょう!
スピード勝負な部分もありますが、書類に不備があると受理されない場合があるので必ず何度も入力欄を確認して旦那さんと奥さん二人で協力して手続きを進めましょう。
結婚生活最初のまさに共同作業と言ったところです。
英語に慣れてないと沢山複雑なフォームや慣れない英語がわんさか出てきますが、分からない項目がある場合は必ず専門家(移住関係に強い弁護士等)に確認をして作成しましょう!
〇個人でも申請は可能ですが、通常は専門家に依頼をして申請するのが一般的です。
移民ビザの受付書類は全て英文のみとなる為、必要書類は英文の書類を取り寄せる様にしましょう(戸籍謄本や健康診断の結果等も英文が必要)。
※弁護士を雇ってもフォーム入力等は自分自身でやることになります。
入力や手続きの内容は自分たちでもしっかり把握をして進めていきましょう!
全ての移民ビザ関係の書類は送る前に手元に必ずコピーをして控えを残して置くようにしましょう。
※アメリカ現地からのビザ申請をした経験を基にまとめています。
日本からの申請の場合は異なるケースがあるかもしれませんのでご自身でお確かめ下さい。
今回は、移民ビザ申請第一段のForm I-130についてまとめました。
・配偶者
・子供
・兄弟
・両親
新しいForm I-130はどこが変ったのか?
変更点
- 入力しやすい書式とデザインに変更
- 申請者のバックグラウンドやbiographic informationについての質問が追加
- petitioner(志願者)・ interpreter(通訳者)・preparer(作成者)のコンタクト情報や正式な情報欄が追加
- 以前のForm I-130を提出する際に追加書類でG-325 とG-325A というサポートドキュメントが必要でしたが現在は不要。
- Form I-130A(Supplemental Information for Spouse Beneficiary)の追加
追加された経歴情報の質問とは?
上記の2に書かれている質問とは、petitioner(志願者)この場合は私の直近五年間の職歴の職場の住所情報や両親への質問・現在または以前の配偶者情報(民族、人種、身長・体重、目の色、髪の色)が以前に比べて増えています。Form I-130A(Supplemental Information for Spouse Beneficiary)とは?
以前必要だったG-325 とG-325Aの代わりに用意されたフォームが I-130Aという新しいフォームに代わっています。
Beneficiary(受取人つまり自分)の直近5年間の住所と職歴、アメリカに来る前の住所、両親の情報を記載します。今回のケースは私(グリーンカードが必要な人)がアメリカに在住している状態なのでアメリカから申請をしましたが、もし国外(日本など)から申請する場合も同様この書類は必要になります。
Beneficiary(受取人つまり自分)の直近5年間の住所と職歴、アメリカに来る前の住所、両親の情報を記載します。今回のケースは私(グリーンカードが必要な人)がアメリカに在住している状態なのでアメリカから申請をしましたが、もし国外(日本など)から申請する場合も同様この書類は必要になります。
しかしその場合は、Beneficiary(受取人つまり自分)のサインは不要と記載があります。
これは恐らく奥さんがアメリカに居なくても旦那さんのみで先に提出できる書類という事だと思います。
その他の変更点とは?
パスポート用の写真二枚ずつ(カラー写真)必要ですが、Beneficiary(受取人つまり自分)がアメリカに居ない場合は、こちらも不要と記載があります。以前に比べてすぐに申請がし易くなったという改善点があるようです。
古いI-130フォームは使える?
現在は新しいフォームしか受け付けていないようです。手続きにかかる料金は?
$535と以前と同じ料金がかかります。チェックでの支払いとなる為、チェックとフォームを一緒に郵送しましょう。
フォームのページ数は?
Form が12ページ。instructions も12です。一緒に提出するForm G-1145とは?
I-130フォームと一緒に提出するもう一つのフォームです。
Form G-1145, E-Notification of Application/Petition Acceptance (PDF, 238 KB)
どういうフォームかというと、移民ビザの書類などを相手が受け取った場合にアメリカ移民局が私が出した書類を受け取りましたという通知をtextメールまたはE-mailでお知らせしますというフォームです。
今回のケースは、Petitionerなので旦那さんの情報を記入します。
こちらももちろん重要な書類なのでこちらにサインをして一緒に提出しましょう!
最終確認。Form I-130と一緒に送る必要のあるフォームは?
- Form I-130
- Form I-130A
- Form G-1145
移民ビザ申請の注意点とは?
今回からグリーンカード取得の手続き内容に入るのですが、移民ビザ申請は1日でも早く申請を入れたほうが早く終わります。スピード勝負な部分もありますが、書類に不備があると受理されない場合があるので必ず何度も入力欄を確認して旦那さんと奥さん二人で協力して手続きを進めましょう。
結婚生活最初のまさに共同作業と言ったところです。
英語に慣れてないと沢山複雑なフォームや慣れない英語がわんさか出てきますが、分からない項目がある場合は必ず専門家(移住関係に強い弁護士等)に確認をして作成しましょう!
〇個人でも申請は可能ですが、通常は専門家に依頼をして申請するのが一般的です。
移民ビザの受付書類は全て英文のみとなる為、必要書類は英文の書類を取り寄せる様にしましょう(戸籍謄本や健康診断の結果等も英文が必要)。
※弁護士を雇ってもフォーム入力等は自分自身でやることになります。
入力や手続きの内容は自分たちでもしっかり把握をして進めていきましょう!
全ての移民ビザ関係の書類は送る前に手元に必ずコピーをして控えを残して置くようにしましょう。
※アメリカ現地からのビザ申請をした経験を基にまとめています。
日本からの申請の場合は異なるケースがあるかもしれませんのでご自身でお確かめ下さい。
今回は、移民ビザ申請第一段のForm I-130についてまとめました。
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