
【アメリカ永住者が実際に行った】海外生活で知り合いゼロからの友達の作り方や英語力をUPさせる方法!
13年前にアメリカ移住した英語ゼロだった私が現地で友達を増やす方法について教えます。アメリカ生活の中で英語力をUPさせる方法とは?外国人のお友達が欲しい人や留学先で英語を勉強したい人や駐在中に現地の知り合いを作りたい方必見です。実際に私が海外生活で行った現地人と友だちになる方法についてまとめます。
私が米国に来て一番最初に輪に入れてくれたのもメキシカンファミリーでした。過去10年間のサンノゼ生活でも一番親密な関係性を築けたのはメキシカン(ヒスパニック)である彼らのおかげです。
だから私はメキシカンが大好きです。
私が現地アメリカで知り合った沢山のメキシカンから教わったメキシコ文化やメキシカンいついてまとめます。
メキシコ人って日本に住んでたら全然馴染みないけど。
私もまさかアメリカに来るまではメキシコ人とこんなに仲良く慣れるなんて想像つかなかったよ(笑)!
アメリカに住んでいるメキシコ人とは?
ヒスパニックという言葉は、スペイン語を話す文化や国々、特にラテンアメリカやスペインにルーツを持つ人々を指します。
アメリカでは、ヒスパニックは多様な背景を持つ人々の大きなコミュニティを形成しており、文化的な影響も非常に豊かです。
アメリカに住むメキシコ人の特徴や性格は、個人によって異なりますが、文化的な背景や環境が影響を与えることが多いです。
一般的に、メキシコ文化は家族を非常に大切にすることで知られており、アメリカに住むメキシコ人もその価値観を持ち続ける傾向があります。
メキシカンの性格の特徴は?
メキシカン(ヒスパニック)は家族やコミュニティとの絆を重視し、温かく親しみやすい性格の人が多いです。
また、メキシコ文化の影響で、音楽やダンス、料理などの伝統を楽しむことが好きな人が多いです。
さらに、勤勉で忍耐強い性格も特徴の一つであり、アメリカでの生活においてもその姿勢が見られます。
私が実際サンノゼで約10年ほど小さなアパートで暮らした背景で現地の知り合いがほぼ居ない私達をずっとサポートしてくれて優しく接してくれたメキシコ人は真面目で働き者、優しくて陽気な人々ばかりでした。
私の友達の一人であるヒスパニックのママは、当時私が知り合った頃子ども二人(2歳と0歳)を育てながら大学に通い、仕事もしていました。
当時24歳と言う若さで学生・アルバイトという二足のわらじを履きながら子育てまでするという勤勉さや真面目さに私は凄く感銘を受けとても驚いた事は今でも覚えています。
※この性格はどこか日本人に通じるものがあり得に国が違う私達でも文化の違いや習慣の違いなどはあまり感じることはなく、何処か少し昔の懐かしい昭和のような日本人を感じる部分も多くありました。
唯一日本人とメキシカンの違いは、陽気でフレンドリーな性格という一面ではシャイで恥ずかしがり屋が多い日本人に比べてかなりオープンな接し方を好む傾向があるのかなと感じました。
それほど一緒に居て困ることや理解できない面などはなく私にとっては初めて現地で友達を作れたきっかけがメキシカン達で本当に良かったなと思いました。
アメリカに住むメキシカンはどのようにアメリカに渡ったのか?
私の身近にいるメキシカンの友達はかなり昔、自分たちの祖父母達の世代やそれ以前にアメリカに渡っている場合が多く、単にメキシカンと言ってもアメリカ現地で生まれている立派なネイティブ(二世・三世と呼ばれている人)も多いです。
ただ全ての人達ではなく、もちろん自分たちが幼少期(物心つく位の時)に、メキシコからアメリカに渡った人も少なくなくその人達はいわいる俗に言われる不法移民に属している人も居ました。
自分たちが不法移民であるという事を表上は言ってない人が多いのですべての知人に確認したわけではありませんが、アメリカで今もなお問題になっている不法移民が多いのも事実です。
私のメキシカンの知人の一人、Mirelleは自分が不法移民で現在アメリカに住んでいると言うことを自ら教えてくれました。
Mirelleは当時4歳位で親に連れられてアメリカに不法移民として渡ったそうです。
正直過去の私は、不法移民についてあまり印象を持っておらず自分たちも少なからずまとまったお金を払い長いプロセスを踏んで正式ルートでアメリカに住んでいる身としては良くは思っていませんでした。
しかし彼らの話を聞くと、メキシコでの生活がとても貧しく犯罪率もかなり高いメキシコで暮らしていく事はとても大変だということも後に理解するようになりました。
今でもメキシコに住んでいる親戚や家族と連絡を取り合っていたりしている様ですが、アメリカの外に出ることは出来ない為祖母の事を心配し会いたいと話していたのが印象的でした。
※2025年現在アメリカ、カリフォルニア州の最低賃金は時給16.50ドルです。
不法移民である彼らは良い仕事に就けないという事は確かに存在しますが、アメリカでアルバイトや仕事をすれば年間に何万ドルという収入を手にすることが可能です。
しかしメキシコで毎日汗水流して夜中まで働いたとしても手にする金額は500ドル程度のようです(Mirelleのメキシコ在住の叔母の話)。
もちろん職種や働き方などでも違いはあるかと思われますが、メキシコでの生活はアメリカでの暮らしに比べて雲泥の差があることは事実です。
その様な背景から多くのメキシコ人がアメリカでの生活を望んでいる様です。
彼らがどのようにアメリカの社会や文化に貢献しているか?
メキシコ人が務めている職業は主に、サービス業・建設業・清掃系の仕事が多いです。
不法移民であるかないかに関わらず上記のような仕事を主にしていることが多いです。
アメリカにおける不法移民は、複雑な社会的、経済的、政治的な問題として議論されていますが彼らのお陰でアメリカ内で貢献している背景があるのも事実です。
不法移民の多くは、より良い生活を求めてアメリカに来る人々であり、農業や建設業、サービス業などで重要な役割を果たしています。
一方で、不法移民の存在には問題もあり賛否両論があることも事実です。
とても難しく複雑な移民から出来た国であるアメリカならではの背景となっています。
私の知り合いの職業も主に、建築業(コンサル・塗装・建設)が主に男性には一般的で女性はネイリストなどの自営業を営んでいる人も居ました。
カリフォルニア州に住んでいると良くアパートを借りている時などのお世話になるクリーニングのおばちゃんや排水溝等の水回りのトラブルを解消してくれるプラマー(plumber)はだいたいメキシカンが多いです。
アメリカ人がやりたがらない低所得や労働条件の悪い仕事を賄ってくれている部分もあるのでアメリカにとってヒスパニックの存在はかなり重要な位置を締めている気がします。
カリフォルニア州では特にヒスパニックが多い為、カリフォルニアにスペイン語の表記や至る所にあります。バス内の広告などもスペイン語で書かれていたり第二言語のような扱いを受けています。
メキシコ人の文化について
メキシカン料理
至るところにメキシカン料理のレストランやファーストフードを見かける程、アメリカのソールフードの一つと言っても良い位アメリカでメキシコ料理は大人気です。
メキシカン料理は、その鮮やかな見た目、風味豊かなスパイスが特徴の和食とも少し共通点のある彩りや色彩を意識した見た目も綺麗な料理が多いことも特徴の一つです。
メキシコ料理は、唐辛子(チリ)が主に使われている物が多いですが辛味のない料理もあります。
ハラペーニョやチポレなど、唐辛子が料理に独特の風味と辛さを加えまていますが、セビーチェなどは辛い香辛料が入らない代わりにパクチーなどの独特な野菜も使われています。
トウモロコシ・トマト・アボカド・コリアンダ・ライムなど、自然の味を活かした食材がもよく使われています。
トルティーヤはトウモロコシ粉から作られ、タコス、エンチラーダ、ケサディーヤのベースとして使用されます。これにより、様々な具材を組み合わせた料理が楽しまれています。
メキシコ料理の多くはサルサ、グアカモレ(アボカド)、モーレ(チョコレートとスパイスの複雑なソース)など、多様なソースがかかって居て見た目が鮮やかで食欲をそそる物が多いです。
確かにメキシカンのお宅にお邪魔すると何時も独特な日本では馴染のないスパイスの香りが家中に広がっていた事を今でも覚えています(笑)。
よくアパートの庭で、料理を振る舞ってくれたり毎日自炊をするメキシカンが多かったのも特徴的でみんな料理が得意なイメージがあります。
私が特に好きで思い出に残っているメキシカン料理は、セビーチェとホルタチャというお米を砕いた汁にシナモンやコンデンスミルクが入った夏など暑いシーズンに飲むドリンクがあります。
タキートやフラウタスというトルティーヤの皮にマッシュポテトを入れて油で揚げた棒状のカリカリのスナック感覚で食べられる食べ物があります。
メキシコではよく子どもに食べさせる食べ物の様です。
残り物で簡単に出来るのでよく庭で遊んでると揚げたてのトルティーヤを持ってきて子どもたちとみんなで食べた事も思い出の一つになっています。
メキシカンが作る本場の味メキシコ料理はどれも新鮮な野菜やヘルシーな食材が多く凄く美味しいです。
メキシコ民謡
メキシコ人の特徴の一つである音楽。メキシコ人は本当に母国の伝統的な音楽が大好きな人が多いです。
家から流れる音楽はこのメキシコ民謡の様な独特な音楽しか聴いたことが無い位家から大きめなボリュームで民謡を流している事が多いです。
なんの歌なのかはちょっと分からないけど、あの独特な音楽を毎日聞きながら過ごしたサンノゼでの生活がとても懐かしいです(笑)。
ファミリーを大切にする文化
メキシコ人ファミリーは子沢山な人が多いです。物凄い数の親戚や親族が多いのが特徴的でまたその大半は大人になってからも家族を第一に生活する生活スタイルを持っています。
週末などは特に祖父母を含めた大家族で集まり食事をしたり、子どもを連れて里帰りしたりと年がら年中ファミリーの時間が日本人の私達からしたら異常な位多いです。
週末になると必ず親戚たちが遊びに来ていたり、または親族の家に集まったりなどファミリーの絆が深いのもメキシカンの素敵な文化の特徴の一つです。
女性限定という訳ではなく男性も含めて母子や兄弟・姉妹等の結束がとても強くファミリーみんな仲良しというような文化があります。
しかし全てのファミリー同士が実際に凄く仲が良いという訳でもなく、やはり嫁姑問題はどの国にもある共通文化のようです(笑)。
仲は良いけどお互いの家族間の考え方の違いはもちろんあるようです(私の知人は、旦那の父母は孫の面倒を一切見ず自分の祖父母に任せっきりでサポートは一切ないなどのちょっとした日常の愚痴等は聞いた事がたまにありました)。
比較的どのファミリーも家族通しの距離がとても近いのがメキシカンの特徴です。
不法移民はアメリカで仕事をして税金を払っているのか?
不法移民としてアメリカで暮らすにはどの様に仕事をしてお金を得ることが出来るのだろうか?私は素朴な疑問がありました。
私の知り合いのメキシコ人の家族はみんな建設業やネイリストなど仕事に携わっている人が多かったです。
ソーシャルセキュリティーがないのに米国に来てどうやって仕事をするのだろう?と軽い気持ちで聞いてみたところ、知人なのか親戚なのか分かりませんが誰か別の人のソーシャルセキュリティーを借りて仕事をしていると言っていました。
一部の不法移民は、偽造された社会保障番号や身分証明書を使用して雇用されることもあるようで、私達の周りに居たメキシコ人が偽造したIDを使っていたかは分かりませんがしっかり税金を払っていると言っていました。
※アメリカでは、IDが無いと基本的には仕事が出来ません。
もちろん、とても安い日雇いの様な仕事で現金でお金を受け取っているような人々も居るのかもしれませんがしっかり仕事をして真面目に働いて納税しているメキシコ人も沢山居る事も事実です。
ちょっとデリケートな内容なので深くはこちらも質問しませんでしたが、ただ単に不法移民として入国した後どの様に生活しているのかがただ気になり聞いてみました。
IDを持っていない事によってアメリカでの生活で何か不便はありますか?とも聞いてみましたが特に現地にいる人と変わらない生活が送れており今まで不便を感じたことはないとも言っていました。
なかなか難しいトピックですが興味深い内容だったのでシェアしました。
まとめ
陽気でフレンドリーな性格のヒスパニック系アメリカ人についてまとめてみました。
もし私が日本に居続けていたらきっとこの様な別の国の人の苦悩やアメリカに命がけで渡って生活をしなくては生きていけない人々が居ることなどにきっと興味すら示さなかったと思います。
様々な国の人との交流やつながりで色々な事を学び、それと同時に私が日本で生まれた日本人であると言うことは本当に幸せな事なのだなと思いました。
不法移民を嫌がる風習はどの国でもあります。
アメリカだけではなく世界中で問題となっているグローバルなトピックスではありますが、彼らの中には真面目にコツコツ働き若くてもしっかり子育てをしたりモラルや常識をしっかり持った素敵な人々が溢れていることも事実です。
私が実際に知り合ったヒスパニック系アメリカンはどの人も真面目で心の優しいユーモアを持った人が多かったです。
アメリカに住んでいる人でも色々な国の背景があり独自の文化を持っています。
私がアメリカ現地で実際に学んだアメリカ生活の一部を今日は紹介してみました。
何かのお役に立てていたら嬉しいです。
アメリカってそんなにヒスパニックが多いの?
何処言ってもスパニッシュが聞こえる程特にカリフォルニアは至るところに居るよ(笑)!
2012年の冬からカリフォルニアに移住したそこら辺にいる日本人。
結婚を機に英語が全く話せない英語ゼロからの渡米を経験し、語学学校への留学を経験し現地で現在在宅で仕事をしています。
アメリカの現地ブログが少なく、ビザ申請や移住関係の体験を基に私の様に海外で暮らす人々(主にアメリカ情報)へ分かりやすく現地情報を発信したいと思いこのブログを立ち上げました。拙い初心者のブログですが是非読んで下さると嬉しいです!
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