日本のゴミ事情とアメリカのゴミ事情はもちろん違います。
ごみの捨て方や実際にやってみたリサイクル情報について今回はまとめます。
リサイクルするとお金が戻ってくるって本当?
アメリカはリサイクル文化もかなり進んでいるからリサイクルしようね!
住んでいる州によってリサイクル方法は違う
アメリカは一つの州が一つの国みたいに大きいので、州によっても取り決めが異なります。これは、リサイクルのみに関わらず色々なルールや法律が異なります。
私が住んでいるカリフォルニアのリサイクル事情について今回は紹介します。
カリフォルニア以外にお住いの方は自分の地域の情報を確認すると良いでしょう。
アパートや一軒家などのほか住むエリアによってもゴミの分別は異なります。
私たし夫婦は現在アパートに暮らしています。私の義理家族は一軒家を賃貸してカリフォルニアに住んでいます。
一軒家でのゴミ回収は回収日も決まっていたりリサイクルの分別も集合住宅よりも細かい印象があります。
アパートや集合住宅の方が、ゴミの分別やルールはあまり厳しくなくアパートの敷地内にゴミ捨て場が設置されていて時間問わず24時間ゴミを捨てることが可能です(私の実体験より)。
アメリカに来て数回引っ越しを既にしているのですが、同じくどこも集合住宅でもゴミ捨て方法は少し異なりました。
二階からゴミ捨て場がある一階まで穴がつながっていて上から落とすイメージでゴミ袋を二階のゴミ収集窓口から投げ入れると勝手に一階まで落ちてゴミ捨て場にわざわざ行かなくてもゴミが捨てられるような日本では考えられないようなゴミ捨て方法も中にはありました(笑)。
そのアパートはかなり大きい敷地と多くの建物に分かれており、リサイクルと通常のゴミと別れていなかったかと思います(うる覚えですいません)。
〇現在住んでいるアパートは、リサイクルと普通のゴミの二種類のトラッシュボックスが裏庭に設置されていてゴミが貯まったらいつでも捨てに行けるようになっています。
アメリカに実際住んでみて、日本に比べてゴミの分別は多くはないかなと感じました。
CRVの表記があるものはリサイクルできる
カリフォルニア州ではCalifornia Redemption Value(CRV)の文字があるものは、購入時にDepositeとして缶やビン・ペットボトルの料金が上乗せで取られています。
これはどういうことかと言うと、アメリカではリサイクルするのが当たり前になっている為リサイクルをするとこのDepositeとして一部先払いしている容器代を返金するというシステムです。
スーパーなどでリサイクル品を購入するとレシート蘭のリサイクル品が含まれる製品はこのDepositeの表記で追加でお金が取られているのが確認出来ます。
CRVという文字がある製品はリサイクルが出来ると覚えておきましょう!
捨てる時の注意点と私が犯した失敗でお金が返ってこなかった経験
上記のペットボトルのリサイクル写真を見てこの捨て方であっているとあなたは思いますか?
答えはNO(間違っています)。
え?何が間違ってるんだろう?あれかもしかしてキャップを外すのかな?
キャップは付いていて問題ありませんでした。
むしろ中の空気を抜くのでキャップがないと膨らんでしまうのでこの形状でリサイクルに出すのは問題ないのですが、日本と違う決定的なリサイクルに出す違いがあります。
〇正解は、”ラベルとはがしてはいけない”です。
ミネラルウォーターなどのアメリカ生活ではよく目にするペットボトルには通常日本でも売られているように紙や薄いプラスチック製のラベルが付いています。
※あのラベルをはがすとCRV対象製品なのかそうでないのか分からない為、ラベルは付けた状態でリサイクルをします。
私ははじめてアメリカに来てリサイクルをした時、日本のリサイクルのイメージで疑いを持たなかったので旦那にもペットボトルのラベルは紙で別だから剥がしてゴミ箱に捨ててねと注意していました。
いざリサイクルに行くとラベルを取ってしまった大量のペットボトルはリサイクル対象にはならず・・・お金の返金を受けることが出来ませんでした(涙)。
あぁ・・私がこれまで頑張って貯めたペットボトルがただのゴミとなった瞬間でした・・・。
ブログを読んで頂いている皆さんならお気づきかもしれませんが、大概のアメリカ生活でことごとく失敗し続けている私です(笑)。
皆さんも同じ間違いを犯さないようにラベルは付けたままリサイクル製品ごとに袋にまとめて貯まったらリサイクル場で捨てましょう。
家の近くのリサイクル場を探そう
引用:https://www2.calrecycle.ca.gov/BevContainer/RecyclingCenters/Cal Recycleというサイトで、Zipコードを入力して家の近くにあるリサイクル回収所を簡単に探すことが出来ます。
私の家の近くのリサイクル場は、食料品などが買えるスーパーや飲食店・銀行の支店などが含まれるよくある小型モールの薬局の裏の駐車場スペースにテントが張られていて臨時に作ったような簡易ブースでした。
週末の昼頃に訪れたのですが、特に並んでいたり人が多くいて待ち時間がかかったとかそういうことはありませんでした。
場所にもよるのかもしれませんが小型スペースで小規模だったので10分程度でゴミ袋5個分位のリサイクル用品を処理してもらうことが出来ました。
リサイクル回収所での実際のリサイクル方法とは?
リサイクル場に着くと、リサイクル品を入れる空のゴミ箱が沢山並んでいます。
(前回行ったときに携帯を持って行くのを忘れて写真を収めることが出来なかったので後日写真は掲載します。)
ペットボトル・缶・ビン等リサイクルできるものを同じ種別に分けて置いてあるゴミ箱に入れます。
それをすべて入れたらレジのような機械の前にスタッフが居てスタッフがその指定されたゴミ箱ごと重さを計ってくれます。
上記のように圧縮機にかかりペットボトルや缶などは小さくまとめられます。
各リサイクル製品ごとの重さからいくら支払われるかが決まります。
レジで数分待つとレシートを受け取ります。
私の住んでいる地域のリサイクル場では、この受け取ったレシートに金額が記載されておりその金額を指定されたスーパー等のリサイクル専用レジに持って行くと現金でお金を受け取ることが出来ました。
実際にリサイクルで受け取れる金額はどれ位?
〇私が前回ペットボトルと缶約4ゴミ袋分位で返金された金額は約11ドルでした。
内訳は、ほとんどが飲み水として購入しているミネラルウォーターのペットボトルです。(もしかしたらビンや缶のほうが高い安いとかあるのかな?)
金額だけ聞くと大したことないと思うかもしれませんが、アメリカ生活は何かとお金がかかる。
気づくとドンドンお金が消えていく(涙)。
アメリカ生活での節約術としてリサイクルを始めてみるのも良いかと思います。
実際に旦那の会社の人などに聞いたところリサイクルしている人としていない人に分かれました。
リサイクル品はリサイクル会場に持って行かないとお金に返金されませんが、家のゴミ箱やアパートのゴミ収集場所でリサイクル製品として捨てる事も可能です。
その場合は、お金の返金を受けることが出来ませんがリサイクルをしないという人は時間や手間が面倒くさいと考える人達でした。
私の住んでいる地域は家から車で五分圏内にリサイクル場があるので買い物の帰りなどちょっとした用事のついでに週末貯まったらリサイクル場を利用しています。
私がリサイクルを実際やってみて思ったことはそれ程の手間ではなないかなと感じました。
リサイクルしようと決めたきっかけと実際にあった怖い経験
アメリカに来た当時私はリサイクルできると知っていたのですがリサイクルはしていませんでした。
上記でも説明した通り手間が面倒くさそうだなと勝手に思っていた事とアメリカ生活に慣れていなかったので、それどころではなくリサイクル製品をリサイクル会場には出さずにアパートにあるゴミ捨て場に捨てていました。
約一年程、そのアパートの昼間みんなが仕事に出かけている間にゴミ箱をあさる住人ではない見た感じ部外者らしき男の人が毎週必ず私の住んでいるアパートのゴミをあさっているのです。
最初はなんか缶と瓶をぶつけたようなガシャンガシャンする音が定期的に裏庭から聞こえるなと思っていました。
アメリカの業務用ごみ箱はとても大きいので蓋を開けたり閉めたりするだけでもドカンというかなりの騒音が響きます。
それと一緒に何やら大きな男の人がゴミをあさっているではないですか!
ゴミ捨て場が見渡せる上の階に住んでいた私は最初なんの音か分かりませんでしたが、毎週来て同じ音がするので窓越しに見てみるとゴミを漁る男性の姿を確認しました。
それでもバカな私は何を理由にゴミを漁っているのか、なんでうちのアパートのゴミを毎週決まって漁りにくるのか見当もつかずちょっと怖い思いをしました。
日本だと警察に通報する案件だと思います。
自分たちの捨てたゴミを中を開けられているのを想像するとなんだか気持ち悪いですよね?
でもここはアメリカだし、変な人を通報して逆上されても怖いなと思っていて様子を見る事にしました。
しかし、のちに恐らく一年後位に気付くのですがアメリカ人は基本的にはリサイクルをします。
彼は私たちが捨てているリサイクル製品を集めてお金に替えていたのです。
私達夫婦がリサイクル品をリサイクル会場に出しておらず、アパートのリサイクル品のゴミ捨て場に直接捨てていた缶やビン・ペットボトルを夜な夜な毎週取りに来ていた事が発覚するのです!!
何故それが発覚したかと言うとそろそろリサイクルしないとなって思ってたのでリサイクルをし始めた途端にその男の人はゴミを漁らなくなりました(苦笑)。
誰もゴミ捨て場で不審な動きをする人が居なくなったのです。
私は、この怖い経験から学び現在ではリサイクルするようになりました。
私たち以外の住人がリサイクルをしている事を身をもって知りました。
まとめ
リサイクルはちょっと確かに面倒くさいです。毎回持って行かないといけない。
でも、ルーチンワークにしてしまえばそれ程大変な作業ではありません。
私たちのように家の庭に知らない部外者が毎週夜な夜な来ることになるかもしれません(笑)。
家でリサイクル製品を保管している間は大量のリサイクル置き場にもちょっと困るんですが、アメリカ人の方々皆されているようですし、チリも積もれば山となる。
あなたもアメリカ生活でリサイクルしてみると良いかもしれません。
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