アメリカで住んでいる地域のお水は安全か調べる方法と安心して飲める水について!|It's my life.

アメリカで住んでいる地域のお水は安全か調べる方法と安心して飲める水について!

フッ素入りのお水って大丈夫?アメリカで安心して飲める水について

日本では蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水道水。

安全に飲める水として世界的にも有名ですが、海外の水道水事情は全く別物です。

アメリカの水って飲めるのか?アメリカの水って美味しいの?

毎日の生活に切っても欠かせないお水事情について今回はまとめていきます。

そっか~日本だと当たり前に飲めるお水も海外だと違うのか!
海外旅行や海外生活では特に国ごとに水道水の状態は違うから注意が必要だね!

アメリカのお水は飲めるのか?

アメリカの水道水は飲めるのか?(危険性について)

アメリカのお水は、地域によっても違いがあります。私が住むサンフランシスコ近辺(ベイエリア)のお水は飲めます。

〇実際にはサンフランシスコより南に行った地域に住んでいるのですが一応そちらも同じような感じです(例を取ってサンフランシスコ近辺を説明しています)。

コンビニで売っているペットボトルのお水の種類によっては水道水をろ過して煮沸したものを詰めたお水なんかも売っている通り、水道水を飲んでもお腹が弱い人以外はお腹を壊すということは滅多にないかと思います。

アメリカでは水道水の事を、”Tap Water"と呼んでおり、飲んでも健康被害はないという風に記載されています。

"San Franciscans currently enjoy high-quality, great tasting water from the Hetch Hetchy Regional Water System.
The majority of this water comes from Hetch Hetchy Reservoir, while the rest comes from local surface reservoirs in Alameda and San Mateo Counties, and, beginning in early 2017, from groundwater pumped from the Westside Basin Aquifer. Unlike bottled water, our delicious tap water costs less than half a penny per gallon, is quality tested over 100,000 times a year, and goes straight to your tap." 
引用:San Francisco Public Utilities Commission

上記のようにパブリックウォーターについて説明があり、毎年10万回以上品質テストされており非常にハイクオリティーなお水と説明されています。

一応ベイエリアの飲める水として安全性を保障しています。


ベイエリアのお水は美味しいのか?

カリフォルニアの水道水は美味しいか?

東京の水と比べても美味しくないと感じます。

東京の水道水も直接飲むとカルキの匂いや味がして飲めるものではありません。

もちろん飲んでも問題はありませんが、東京でも浄水器を付けてお水を利用していました。

アメリカに来てまず水道水を飲んだ時の個人的な感想は、『まずい』でした。

日本でも飲み物ってコンビニで買ったり、ウォーターサーバーを設置しているご家庭も多いと思います。

同じように、飲めるけど消して美味しいとか思わないというのが率直な感想です。

特に、私が住んでいるアパートがかなり古くリノベーションされて外見は綺麗なのですが水回りが非常に悪くよく水が止まったりします。

蛇口をひねると、水道工事等の連絡が来ていないのにも関わらず茶色い水が出てくる時も時々あります。

アメリカは広い為、地域にもよるかと思いますが山に囲まれた自然豊かな地域のお水は美味しいかもしれませんが都会まで行かずと、町や民家が密集した地域で供給されているお水は日本でいう東京みたいなもので都会のお水はやはり美味しくないというのが率直な感想です。


自分の住んでいる地域の水が安全なのか調べる方法とは?

EPA(United States Environmental Protection Agency)というアメリカ政府のオフィシャルサイトで自分の地域のお水の安全性を確認することが出来ます。

United States Environmental Protection Agency(アメリカの水)
引用:EPA(United States Environmental Protection Agency)

Find your local drinking water reportを選び自分の住んでいる州と住んでいる町または利用しているUtilityの名前を入れるかして、自分の住んでいる地域の毎年の水の品質や何が含まれているかなどの詳しい情報も確認することが出来ます(毎年July 1更新)

※その他にも、池や川などの品質や飲み水に関する詳しいレポートを確認したり出来るようです。


しかし、NRDC(天然資源防護協議会で米国に本拠を置く非営利の国際的環境擁護団体)のレポートによると、Tap Waterの品質についてこう書かれています。

アメリカの人口の85%の人についてはYES。

2015年に政府の示す安全性を保たないUtilityシステムを利用した15%以上の7,000万人以上の人々が、THM、HHA、鉛、銅、ヒ素、その他の汚染物質を含む、健康に基づく汚染の影響を受ける可能性があると指摘しています。

小さな農村などの地域に住んでいる人達が最も危険な汚染された給水システムを利用している可能性があると指摘しています。

※この問題は特にアメリカだけではなく環境汚染により世界中でも起きている事です。


アメリカの水道水と日本の水道水の違いは?

アメリカと日本の水道水の違いは?

日本の水道水はとアメリカの水(住んでいる地域によって硬度は異なる)は同じく軟水ですが、ミネラルの成分の違いなどによりお風呂に入った後の洗いあがりなんかが少し違う気がします。

髪の毛を洗うとなんだかキシキシしているイメージがあります。

アメリカに来て髪の毛の状態が悪くなりました。

アメリカと日本の水道水で最も違う部分は、フッ素が含まれている点です。

フッ素の化合物(フッ化物)を上水道中に添加し、多数の住民を対象として虫歯を予防するという名目でアメリカの水には含まれています。

米国では、人口の60%以上の地域で飲料水のフッ素化が行われておりフッ素化される地域は、毎年広がりを見せています。

水道水フッ化物添加については、賛否両論ですがフッ素は猛毒であり健康面への懸念が心配されています。



水道水フッ化物添加の危険性について

”フッ化物は過剰摂取により死に至る、あるいは歯のフッ素症をもたらす。彼らは水道水に致死薬を添加することは無謀であり、一般社会に多くの疾病をもたらすと主張している。
1992年には水道水フッ化物添加設備の故障による「296人が中毒となり、1人が死亡」という事故が報告されている。
反対派は、(水道水フッ化物添加と同等の濃度である)1ppmのフッ化物を含む水を1年間摂取させたラットの腎臓と大脳に有害な変化[34]、大脳におけるアルミニウムの吸収の増加そしてアルツハイマー型痴呆の特徴であるβアミロイドの沈着が確認されたという、動物実験の存在を指摘する”
引用:水道水フッ化物添加についての議論 - Wikipedia

フッ素については、以前より指摘がありフッ素入り歯磨き粉等も長期利用によって健康面での悪影響があるのではないかと言われていたり、発がん性があったり脳への害があるなど言われています。

また、フッ化物が多い環境で育った子供たちは、 少ない環境の子供たちにくらべると、IQが低いなど体の基盤となる成長真っ盛りの子供には特に悪影響を及ぼす等懸念されています。

私の個人的な意見は、天然な安全な水に人工的な物をわざわざ入れて欲しくないと考えています。

私達の毎日の生活に大きく関わる飲料水に有害な物質を混ぜるという事は危険行為で、現在特に健康面で問題がなくても将来危険性がある可能性や病気になる可能性が全くないとは言い切れません。

自らフッ素入りの水を選ぶまたは選ばないという選択権が無いのはアメリカに住んで非常に悲しい限りです。

日本に住む数名の友人からも、『アメリカの水ってフッ素含まれてるけど大丈夫なの?』と心配される程です。

※出費はかさみますが、将来病気になる可能性を考えたら高くても安全なお水を購入しているというのが私達が出した答えです。

フッ素が最初から含まれているなんで知らなかった!
お金はかかるけど毎日の飲み水に関してはちょっと心配だよね!

飲み水はどのように手に入れているのか?

海外で安全な水を手に入れる方法

スーパーに訪れてみても分かる通り、アメリカではミネラルウォーターが大量に売られています。

近所のスーパーでは週末になるとミネラルウォーター売り場の水がほとんど無くなっているという光景もよく目にします。

アメリカで安全な飲み水を確保する主な手段は、ボトルウォーターを購入する・ウォーターサーバーを置く・浄水器を設置する等が主に一般的な手段になるかと思います。

また料理には水道水、飲み水にはミネラルウォーターなどと分けて利用したりしている家庭も多いです。

お水に対しては人それぞれという感じがします。

アメリカに住んでみてお水は購入するのが一般的という感覚を受けます。


アメリカで売っている水の種類

アメリカのミネラルウォーター事情

Purified Water

飲料用の浄化された水で一般家庭に送られてくる水、水道水のこと
水道水をろ過したものをペットボトルにつめているだけのお水になります。

Purified Waterの中には、Spring Waterをろ過したものとTap water(水道水)をろ過した物が含まれます。こちらも飲み水として利用はされますが、水道水をろ過しているだけなのでフッ化物は含まれています。

Distilled water

蒸留水のこと。一般に水の蒸気を集めたもので、純水ほど抵抗が高くない。
こちらもフッ化物を沸騰させても取り除く事は出来ません。

Spring Water

湧き水。天然水のこと。日本でも売っているミネラルウォーターになります。
ほとんどの人が美味しいというお水がこちらです。

※こちらは自然な天然水になる為、水道水のようにフッ化物を入れていません。

〇また天然温泉水はまたあなたの肌の健康を改善するのに役立ちます。温泉水は消化器系と代謝を改善するのに役立ちます。

Mineral Water

商品にもよりますが、多くのミネラルウォーターという記載の商品はTap water(水道水)にミネラルをプラスしたお水になります。


※ターゲットなどのスーパーで売っている大量の安い水はほとんど中身は水道水だと思ったほうが良いです。

安いお水を買っている場合は、お金を捨てているような物だと思ったほうが良いです。

赤ちゃん用のお水なども売っているので特に毎日口に入れる飲み水に関しては、将来の事を考えて安心して飲めるお水を選ぶ方が良いのかなと個人的には思います。


まとめ

アメリカのお水事情について

オーガニックスーパーやお水等、アメリカでは自分の健康は自分で守るが鉄則です。

お水や食べ物もピンキリで自分で選べる国、まさに自由の国アメリカ!

ペットボトルやビン・缶は、買ったときにデポジット(預入金)が取られているので必ず使い終わったペットボトルはリサイクルしてお金の返金をしましょう。

家で飲むお水はウォーターサーバーもあるのでそちらでSpring Waterを選ぶことも出来るので次回はそちらについて詳しく書いて行きます。

お水について色々分かったよ!
日本にいる時はあんまり飲み水に関して考えた事なかったよ私も!






この記事を書いてる人
2012年の冬からカリフォルニアに移住したそこら辺にいる日本人。
結婚を機に英語が全く話せない英語ゼロからの渡米を経験し、語学学校への留学を経験し現地で現在在宅で仕事をしています。
アメリカの現地ブログが少なく、ビザ申請や移住関係の体験を基に私の様に海外で暮らす人々(主にアメリカ情報)へ分かりやすく現地情報を発信したいと思いこのブログを立ち上げました。拙い初心者のブログですが是非読んで下さると嬉しいです!


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