アメリカ語学学校二日目~会話(Conversation)のクラスについて~|It's my life.

アメリカ語学学校二日目~会話(Conversation)のクラスについて~

ESL

前回のおさらい

前回のブログ『アメリカで聞いてはいけないNGワード~タブーの質問とは?~ 』では、ネイティブアメリカンとの会話の中でのタブーなワードについてとりあげてみました。


前々回のブログ『語学学校 アメリカ語学学校初日について~初日は何をする?実際どんな感じ?~ 』では、語学学校当日の話をまとめています。


今回は、みんなが気になる初日次の日の私の出来事について書きたいと思います。

実際に語学学校二日目から私は自由型参加クラスの会話の授業に参加しました。

※記事に使って言える写真は実際に私が通っていた語学学校の写真を使っています。

(現在は廃校になってしまっていて最終日のお別れ会の片づけ最中に写真を撮っている為、少し殺風景ではありますが・・・)。

アメリカの語学二日目

初日は、やっぱり慣れない環境ではじめての経験が非常に多くてついていくので必死・・・。

実際には全くついていけてない自分。

置いてけぼりを食らっているかのような孤立した感覚を持っていた自分でした。

二日目もやっぱり学校へ向かうバスの中では憂鬱な自分が居ました。

(今日もあんな感じか・・・。質問されても何も答えられないな~。)

(それどころじゃないな~先生が言ってること分かるかな・・・。)

学校へ向かうバスに乗る時間は10分もしない程です。

向かっている最中はやはりドキドキしっぱなしでした。

昨日の疲れが抜けないままとにかく学校へ行きます。

午前中の授業はやっぱり何言ってるか分かりませんでした(笑)。

ま~そりゃそうだよな。きっとみんなこんなもんか・・・なんてとにかく先生の口を見てなんか言ってるな位で全く聞き取れない。

ほとんど椅子に座ってるだけの時間が過ぎます。

そして今日からカンバゼーションのクラスに参加する訳です。

唯一クラスメイトである日本人の女の子とランチを食べます。

学校にお弁当を持ってきてお昼休憩を過ごします。

ソワソワして落ち着かないけど、とりあえず行動しないと意味がないと自分自身に言い聞かせカンバゼーションクラスに参加しました。

ガチャッ

ドアを開けてビックリ!?

教室に入ると、

日本人の先生(今後一番お世話になるカンバゼーションの担当の先生)と中国人の男の子、タイの男の子の生徒が2人のみ・・・。

『イズ ディス カンバゼーションクラス?』

『YES』

(あっそうなんだ・・・妙に少ないな。イメージと違う。)

普段は20個程机が列をなして教室内に配置されていますが、放課後の授業は参加性の為、ほとんどの生徒は午前中で帰っていました。

新学期初日二日目ということもあったのかもしれません。


その為、クラス中の椅子は隅に片づけられて先生と生徒二人の三つの机のみで円を描いています。

その中に私と日本人の友達二人が混ざりました。

先生はまず初日なので自己紹介をしましょうと言うと、一人ひとり自己紹介の時間を設けてくれました。

中国人の男の子Eddie(エディー)。

中国の学生さんはほとんど本名を使わないんですね。みんなイングリッシュネームを使っていました。

この男の子はのちに一番仲の良い友達となりますが、当時は初対面同士。

見た目は若くてクリっとぱっちりした目が印象的な美形な顔立ちの男の子。

見た感じ服装も若い感じだしきっとかなり若い子なんだろうなという印象を受けました。

もう一人のタイ出身の男の子。名前を忘れてしまいましたがなんだかフォーみたいな名前だったな確か・・フォーでいいか。

二人とも服装や外見から、日本人ではないなというオーラが出ていました。

まず二人が先に自己紹介を始めます。

初めて会うという事はもちろん私たちより上のクラスという事です。

中国人の男の子の口から英語がスラスラと流れてきます。

先生とも会話が上手にキャッチボール出来ていて、自分の生まれた町中国のベイジン(北京)首都から来たと言ってました。

なんかスラスラと話してくれてるんだけど当たり前だけど、何言ってるかほぼわかりませんでした。

それでも地図を使って場所を見せてくれたり、携帯で自分の母国の写真などを見せてくれたのでなんとなくうっすらですけど伝わりました(笑)。


それと同時に心の中では、


(やっぱりみんな話せるんだな・・・。何言ってるか分からない。どうしよう自分の番来るの困るな。)

タイの男の子フォーは比較的まだお話しがあまりできなかったみたいですがそれでも私たちより数段マシです。

ちゃんと自己紹介をしてくれています。

ただタイの独特なアクセントが混ざっていてこれまたお経に聞こえます。

英語の単語が一つもキャッチ出来ない(笑)。

先生もやっぱりプロなので、二人の話してる英語の意味や言い方が分からないと時はサポートに回ってくれてわかりやすい英語に言い換えてくれたり、話に詰まると追加で説明を入れてくれたりまた質問をしてくれて自己紹介の話はスラスラ進んでいきます。

一通り二人の自己紹介が住んで、友達の番が来ます。

『●●、次はあなたの番よ。自己紹介お願いします。』


(?!)


きょどる2人!!

私も内心自分の番じゃないけど、一気に緊張する二人。

横目で友達を見ると凍り付いていました。

もちろん私も凍り付いています(笑)。


『マイネームイズ ○○. アイムフロム ジャパン.ナイストゥーミーテュー.』

精いっぱいの英語で自己紹介をしようとしますが、それ以上に言葉が出ない友達・・・。

そしてお決まりの沈黙(笑)。

(・・・・・・・・・・・・)

先生が気を利かせてどこ出身?と質問してくれたり、何をしてたの?と聞いてくれるたんですけど、

(・・・・・・・・・・・・)


やっぱり英語が話せない。

そして、もちろんすぐに私の番になります(涙)。

『マイネームイズ LIFE. アイムフロム ジャパン.ナイストゥーミーテュー.』

『ママママッッッッッマイジョブワズ・・・(My Job was・・・)』


なぜか英語全く話せないのにトライしようとする私。

頭の中がグルグル回ります。

そして気絶しそうになりそうになるくらい目の前もグルグル回ります。

(給与事務ってなんて言うんだろう?!事務って何?給与計算ってなんていうの?!)

『カンパニー?! マニー?! サラリー・・・?!』

(もぅっなんで英語話せないのにトライしてんの(涙目)!!)

心の中で葛藤しながら、何でもいいから英語わかる単語を話そうとするけど

(計算ってなんていうか分からない)

『カンパニー?マニー?ドゥーユーノー?』


(・・・・・・・・・・・・)


もちろん、きょとんとする中国人とタイ人(笑)。

(おぉぉぉ~~~ぃぃっ!!なぜ昨日既にひん死状態までノックアウトされたのに、何故いきなり英語話そうとするんだよっっ!!!!!)

と心の中で自分を攻め続けます。

しかし既に時遅し・・・

冷や汗が出ながらも、

『カンパニーマニー?ドゥーユーノー?』

『ドゥーユーノー? サラリー?』


2人:(・・・・・・・・・・・・)


もちろん、英語初心者の二人がサラリーなんて英語知ってる訳ないんです(涙)。

のちにわかるのですが、大学進学を希望して留学してきた当時20歳前後の男の子2人です。

日本では、和製英語がかなりあるのでそれなりに英語の単語を知ってたりします。

だからサラリーなんて通じるだろうって思うんですけど、中国語もタイ語もサラリーなんて日本みたいに英語を使う習慣がありません。

すべて現地の言葉母国語のみで育ってる訳です。

大学進学に給料計算なんて単語はいりませんよね(笑)。

もちろん2人からの返答は、

『NO。』

ポカーンとしてこっちを見る2人、そして心配そうにこっちを見る友達。

(この時間なんなのよ?!笑。既にまた地獄!!冷や汗。。。)


まだ二日目なのに何回目?このピンチ!!


手振り素振りでジェスチャで話すけどサラリーのジェスチャなんて分からない(汗)。どうしよう・・・!!

レジを打つ真似をする私・・・。

『ドゥーユーノー? サラリー?』

キョトンとする二人(笑)。


さすが先生、英語でペラペラと私の仕事について説明してくれてるようです。

それすらも聞き取れない私(笑)。

そんなこんなで怒涛のような第一回カンバゼーションのクラスが終わりに近づいていきます。

もちろん、石のように固まる日本人二人・・・

それでも先生がわかりやすく説明をしてくれている感じだけにわかに感じました(笑)。

なんだかうなづいて先生と話をする異国から来たタイ人と中国人2人。

私にとっては未知との遭遇・・・

宇宙人!!


中国出身のエディーは、私たち二人を始めて見たのですぐに一番したのクラスの新入生だということを察してくれて日本についての話をしてくれました。

『I want to go to Kaminariーmon』


(!?)


(え?あんだって?!あんた?雷門って言った?)


そう日本に行ったら雷門に行ってみたいと言ってくれていました。

そこでなぜかまた火が付く私(笑)!!

『ヴェリーポピュラー、レッド ゲート。メニーピープル』


ちょうちんを説明したいけどなんて言うのか分からない。

身振り手振りで雷門を説明します。

もうはたから見たら、パントマイムの達人のよう(笑)。

会話のクラスなのにほぼ話してない!!

私のジェスチャを見て言いたいことを酌んでくれて英語で優しく説明をしてくれる先生。

(あんたは神だ!!涙目)

そして終了の時間が訪れました・・・。

終わった後に、今日はありがとう英語が話せなくてごめんねって言いたいのに自分の気持ちが伝えられなくてモヤモヤしました。

『Sorry, I can't speak English. Thank you Thank you・・・』

それだけ二人に伝え、頭まっしろで一日が終わりました。

(いやいや今日もものすごい濃い一日だった・・・。)

クタクタになりながらボロボロでまさに戦に負けた落ち武者のように家に帰りました・・・(大泣)。


結論から言うと、英語は誰でも話せます(笑)。

こんな私でも今じゃ言いたいこと自分の口から堂々と話せるようになりました。

これを読んで下さっている方は、あまりに酷すぎて何も参考にならないかもしれませんが・・・。

あくまでも本当の私の実体験です。

会話のクラスってどんなことするの?

ESL

会話のクラスでは、ゲームをやったりします。こんな英語が話せない人が参加しても大丈夫なクラスです(説得力ないけど)。

カードに単語が書かれていてその書かれた単語のお題に話をしたり、ゲームをやったり、トピックなしで先生を囲んでみんなで雑談したり。

時には先生が指定した役になり切ってその人物を演じたり。

警察と泥棒に分かれて誰が犯人かを推理するゲームをやったり。とにかく話すということがメインになるので、教科書や特別な勉強はありません。

私が語学学校で一番楽しかったし一番英語を話せるまでになれたのもこの授業のおかげという部分が非常に大きいです。

それ位本当に大切な授業でした。

カンバゼーションのクラスは一番英語を話せるようになる近道のような授業であり、通常の午前中のクラスでももちろんみんなで話をしたりすることもあるのですが特に私みたいな英語0全く話せないという人にはお勧めのクラスです。

ほぼ話せなくて帰る日もありました。


沢山ありましたけど、変な英語を話したりジェスチャしたりみんなゲラゲラ笑って楽しいクラスでした。


今回ブログに書いたカンバゼーション初日は4人しか生徒が居ませんでしたが、普段はもっと沢山の人が居たりします。


またカンバゼーションクラスの良いところは、自由参加のクラスの為他のレベルのクラスメイトや、英語が話せる友達とも仲良くなれます。


そして知り合いが増えれば増えるほど英語を話す時に緊張しなくなります。だって相手も私が英語話せないの知ってる訳ですし(笑)。


こんな酷すぎる英語を武器に毎週欠かさずカンバゼーションのクラスに参加した私は今英語が話せるようになっています。


会話のクラス(Conversation Class)についてはまた深く掘り下げて書きたいと思います。

あまりに酷すぎる私の語学留学二日目の出来事について今回は書いてみました。思い返しても悲惨すぎる・・・(苦笑)。

この記事を見て少しでも勇気を与えていたら嬉しいです(笑)。


この感じだとあとどれ位更新したら私は英語が話せるところまで行くのだろうか・・・。
かなり恐ろしいですがこれからも私の実体験を更新していこうと思います。

つづく

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この記事を書いてる人
2012年の冬からカリフォルニアに移住したそこら辺にいる日本人。
結婚を機に英語が全く話せない英語ゼロからの渡米を経験し、語学学校への留学を経験し現地で現在在宅で仕事をしています。
アメリカの現地ブログが少なく、ビザ申請や移住関係の体験を基に私の様に海外で暮らす人々(主にアメリカ情報)へ分かりやすく現地情報を発信したいと思いこのブログを立ち上げました。拙い初心者のブログですが是非読んで下さると嬉しいです!


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